“僕はね、着物をもっと楽しくしたいと思ってるんですよ。” 東京キモノショー主催者 中野光太郎さんインタビュー

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最終更新: 2017/04/20

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最終更新: 2017/04/20

 

趣通信で2年前に取材させていただき、大好評だった『わーと日本橋』が2週間後のゴールデンウィーク、4月29日から5月7日まで9日間、『東京キモノショー ~ひらめきときらめきの和のセッション』と名前を変えて、日本橋三井ホールに帰ってきます。

 

東京キモノショーの主催者 “中野さん”ってどんな人?

“キモノショー”というからには、着物メインでたくさん見られるのかと思いきや、実はこれ、和文化の総合イベント。主催しているのは目白にある、ちいさな着物屋さんのご主人。

 

「僕はね、着物をもっと楽しくしたいと思ってるんですよ。」

 

ひょうひょうとそんなことを語る、ひょろっとしたシルエットの男性。インナーにはシャツを着た野袴姿の中野光太郎さんは、東京・目白にある古民家で営まれる着物屋・花想容の店主さん。また、自らも創作活動を行う作家さんでもあります。

中野さん

中野さんの着物や帯は、いつもカラフルにきらめきを放っていて、中野さんのほとばしる愛情が伝わってきます。

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絞りで染めたカラフルな柄は、中野さんの定番柄としてとても人気です。

そして、中野さんの作品は着物におさまらず、ときにはたくさんの造形物やアート作品になって、私たちを楽しませてくれます。

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2010年から「ヒカリウム」というタイトルを掲げ、毎年いろいろな形で展示会を実施されていらっしゃいます。中野さんが創る空間アートの世界は光に満ち溢れた作品がたくさんで見ていてワクワクさせられます。

 

花想容ホームページ http://kasoyo.com/

中野光太郎さんの活動・作品:http://kasoyo.com/nakano

 

中野さんに聞きました、東京キモノショーとはどんなイベント?

通常着物屋さんが主催するイベントといえば、販売会や展示会のイメージが強く、着物を知らない人は少し二の足を踏んでしまうものが多いのではないでしょうか。でも今回は着物屋さんが主催する和文化アートイベント!主催者の中野さんにどんなイベントになるのかお聞きしました。

 

テーマはひらめき(新しい発想)ときらめき(伝統や文化の美しさ)の和のセッション

着物だけでなく茶道、和紙作家、能、華道、書道などあらゆる和文化と現代アートが融合した“ひらめきときらめきの和のセッション”がテーマとなり、和文化に触れたこのない人でも楽しめるイベントとなっています。まだまだ着物や和文化を知らない人にたくさん来てほしいと思っています。(中野さん)

東京キモノショーメイン

 

新しい感覚で、和文化や着物に触れられるアートやブースの数々

例えば「茶道」と聞いて、どんなものをイメージするでしょうか。きれいな畳の部屋で、着物を着た人が、静かにシャカシャカとお椀でお茶を点てる、そんな様子が浮かびますよね。

 

今回の東京キモノショーの茶道はいつもの茶道と何が違うのでしょうか?

「ひかりの茶会」と名付けられたこのお茶室は今回のメインイベントで、キラキラと輝くドーム型の茶室「光日庵」は、今回私自身で設計したものなんです。1時間おきにキラキラ光るこの茶室の中で、おいしいお抹茶とお菓子がいただけます。(中野さん)

茶道初体験の方でも楽しめるよう作法のお話をはじめとした茶道にまつわるお話も聞くことができるので、エンターテイメント性に富んだ教養の時間を過ごすことができそうですね。

 

ひかりの茶会

会期中11時~17時まで、チケット代に別途料金1,000円。当日受付。人数制限があります。

 

他にも、バーチャルリアリティを用いた若者能や、日本の華道家元・池坊の若手華道家『IKENOBOYS』による瑞々しい生け花パフォーマンス、前田鎌利氏による浴衣キャンバス、などなど最新で伝統的な和文化アートが集まっています。

 

能

 

また、前回の『わーと日本橋』でも人気だった、着物を着たトルソー約200体が並ぶ『キモノスタイル200』では、着物に興味のなかった方でも、「これなら着てみたい」と思っていただける一枚に出会えること間違いなしです。

キモノスタイル200

当日展示されるコーディネートが東京キモノショーのHPで随時更新されています→http://tokyokimonoshow.com/gallery/

 

今回のイベントへの意気込みを教えていただけますか?

きものを仕事にして23年になりますが、そこからなんとかして、その先にたどり着きたいと思いつつ、ずっと着物の世界をうろうろとしてきました。新しい道を歩み始める覚悟で取り組んでいます。着物に関わった人々を、どこかへ一緒に連れていきたいという思いで。(中野さん)

 

東京キモノショーで披露されるさまざまな和のアートを介して、和文化に親しみを持っている人も、まだまだこれからという人も、きっと新しい和文化へのスイッチが押されるのではないでしょうか。

 

きらきらセッション

 

東京キモノショー開催概要

9日間に渡って開催される東京キモノショーは、着物で行っても洋服で行っても楽しめます。きっと、自分の和文化に対する新しい発見があるイベントになるはずです!

 

ぜひ会場に足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

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■イベント名:東京キモノショー
■会期:2017年4月29日(土)~5月7日(日) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)
■会場:日本橋三井ホール
東京都中央区日本橋室町2 – 2 -1 COREDO室町1 5F (エントランス4F)
■入場券:一般1000円(高校生以下無料)
■ホームページ:http://tokyokimonoshow.com/

 

趣通信のスタッフも初日から会場よりライブでレポートをさせていただきます。お楽しみに♪

 

<趣通信による東京キモノショーのインタビューやイベントレポートはコチラ>

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東京キモノショー特集

 

 

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この記事を書いた人
しーまん
しーまん

毎月第2日曜日に「きものでかける」という着物お出かけイベントの企画・運営をしております。その他日本文化講師、ライター、スタイリングなど着物に関わる何でも屋さんです。面白いことを考えたり伝えたりすのが大好きなので、趣通信では着物や日本文化についてワクワクしながら読んだり見ていただけるものを作っていきたいと思います!

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