趣-omomuki-スタッフ・しーまんの『私がきものを着る理由』

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最終更新: 2017/11/18

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最終更新: 2017/11/18

 

こんにちは!

趣通信のスタッフしーまんこと、島崎加奈子(しまざきかなこ)です。最近では趣通信を通じて、ライブ配信やいろいろな記事を投稿する中で、「参考になった」、「やってみました」というコメントを頂き、自分の伝えたいことが少しでも誰かに届いていることに喜びを感じています。

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わたしは、着物のスペシャリストではありませんが、着物や日本文化の面白さを人に伝えたい!という気持ちは人一倍強く、いつの間にかこうしてスタッフにしていただきました。

そんなわたしがなぜ着物を着ているのか、何を伝えたいのか。今回はこの場をお借りして、少し私のことを知っていただければと思います。あくまでも私個人の考え方です。人それぞれ着物を着るようになった理由、好きな理由を教えていただきたいなと思っています。

 

着物で日本は元気になる!

少し省略して書きますが、わたしは高校生の時、海外に住むことを真剣に考えるくらい日本が合わない、出たいと思っていました。その思いで大学に進み、海外のことを学ぶために、比較軸として自分の国・日本を知るため、和裁スクールに通ったのが大学3年生のとき。何にも日本のことに興味が持てなかったのですが、趣味で服を作ることが好きだったので、「これだったらすこし興味が持てるかな」と思ったことがきっかけでした。
和裁士

今でも忘れません、自分用に浴衣を仕立てることになったときのこと、布にあまりがほとんど出ないエコな作りだったということに驚きました。そして着物に仕立てても、また元の反物に戻せるというではないですか。

環境問題が度々話題に出る時代、「日本人は昔からこんなふうに、いろいろな物を大切に無駄をしない文化を備えていたんだ!」と、まさに目からウロコ。

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実際の和裁教室でのノート。未だに浴衣を自分で仕立てるときには使っています。ボロボロです。

 

着物そのものへの興味はもちろんですが、日本そのものの四季や地域性の面白さ、日本人のものづくりへのこだわり、それに込める相手に対する思いやりなど、着物に行き着くまでの過程や想いに”ドキドキ”していました。

 

もはや恋です(笑)。

 

「きっとこのことを、同世代の人たちは知らない。
これを知ったら、もっと日本のことが大好きになって、日本はきっと元気になる!
私以外にこの日本の面白さを伝えられる人はいないのではないか?!」

 

着物に出逢ったことで日本が大好きになり、自分を誇りに思い、いつも見ている景色も角度を変えてみると面白いものだと思うようになりました。「なんと大げさな」と自分でも思うのですが、それまで夢中になれるものがなかった私が、今もこうして着物が好きなのは、着れば着るほど人生が広がっていくのを未だに感じているからです。

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Photo by 井手康郎(GRACABI)。私のきものワールドを広げてくれたカメラマンさんです。

 

着物には自分の人生を面白くする力がある。

着物を着ると、新しい自分に出逢える。

”自分探しの旅”に出る人がいますが、そんな方には着物を着るのをおすすめしています。旅に出る理由は、いつもとは違う環境に行くことで違う考え方ができるかも!という期待からではないでしょうか。

着物を着ることで、旅に出なくても自分の環境を変えることができます。初めはとにかく人の視線が気になるかもしれません。外国に行ったときのように少し緊張したり、いつもと違う仲間ができたり、いつの間にか、いつもの仲間も見る目がすこし変わるでしょう。

問題は今置かれている環境ではなく、自分自身の考え方や気持ちの持ちようだったことに気がつくと、自分と真正面から向き合うことができ、いつの間にかハッピーが自分で作れるようになるのではないでしょうか。

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私の自慢のきもの仲間。みんないい笑顔をしています。

 

着物を着ると、誰かが喜んでくれる

私に着付けを教えてくれたのは母でした。母は着物が好きだったので、まずは母のお下がりを着ようと思い、母と箪笥から着物を広げだしたのですが、話が止まりません。

 

まだ母が父とは出逢っていないとき、二十歳くらいのときに自分で買ったかわいい小紋。

黒の鮫小紋は、実は母と祖母がお揃いで持っていたもので、祖母が亡くなったときに棺桶に一緒に入れたという話。

 

着物と一緒に溢れてくる思い出をわたしはほとんど知りませんでした。それから母の着物を着るたびに、必ず母に見せるようにしています。喜んでくれるのが嬉しく、それも私が着物を着る理由。着物を着ているようで、想い出を着ているのでしょう。

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とあるイベントに来てくれた私の両親。父親には未だに反抗期のようなときもありますが、二人共私のことを応援してくれています。感謝できるのも着物を通じて知った、想い出のおかげです。

もちろん、結婚式やパーティーでもたいてい着物で行くと喜んでくれます。今日は■■の結婚式だから〇〇柄にしよう、清々しい気持ちをブルーで表現しようなど、ちょっとした心遣いが着物にも表現でき、それが相手にも伝わるはずです。

 

着物を着る理由はひとそれぞれ、もっとワクワクしましょう!

着物が家にあったから、着物がかわいいと思ったから、単純に着てみたいと思ったから…理由はなんでもいいと思います。着ようと思うきっかけ、そして着続けたい気持ちは人それぞれ違うでしょう。

でも一度着たら、騙されたと思って何度か着ていつもの街を歩いて、いつもの友達に会ってみてください。周りの目が少し変わって、何だかワクワクすると思うのです。そのワクワクはきっと人を幸せにします。

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今日は洋服を着ようか、着物を着ようか…そんな選択肢があってもいいですよね。

 

長くなりましたが、終わりに

着物を着たい!と思ったときに、着物が着れない。そんな人を一人でもなくしたい。なので、「着たい!」と思ったときに、誰に相談したらいいのか悩んだら、お気軽に声をかけてほしい、わたしはそんな存在になりたいと思っています。

私自身に専門的な知識はありませんが、着物の楽しみ方はお伝えできます!

 

 

ぜひご相談などは毎週月曜のお昼12時半〜放送している #趣ライブなどでお応えできればと思いますので、ぜひコメントください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ皆さんの着物との想い出や、着物を着る理由、たくさん教えてほしいです。これからもよろしくお願いいたします。みんなでワクワクしましょ〜!!!

 

 



 

 

 

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この記事を書いた人
しーまん
しーまん

毎月第2日曜日に「きものでかける」という着物お出かけイベントの企画・運営をしております。その他日本文化講師、ライター、スタイリングなど着物に関わる何でも屋さんです。面白いことを考えたり伝えたりすのが大好きなので、趣通信では着物や日本文化についてワクワクしながら読んだり見ていただけるものを作っていきたいと思います!

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