簡単にできる振袖の帯揚げの結び方「一文字結び」の結び方を順を追って解説していきます。
帯揚げを脇の下からしっかり三分の一の幅に折ります。
帯の段差に合わせ、少し折りながら帯揚げを重ねていきます。
少し折りながら重ねることで、段差が無くなり綺麗に折ることができます。
帯揚げの残りを端の方で、帯の中に突っ込んでいきます。
帯揚げが真っすぐになるようにしましょう。
帯揚げの上になる方も同じようにおこないます。
この時、軽く引っ張ってあげると折りやすくなります。
先ほどと同じように根元まで綺麗に三分の一に折っていきます。
根元の方もしっかり被せていきます。
根元までしっかり折った帯揚げを、上からなぞるように真っすぐ重ねていきます。
重ねていくと端っこが余りますので、余った端を少しだけ持ち上げます。
持ち上げた端っこを帯の中にもぐしながら、隠していきます。
重ねた帯揚げの上部分は、折り返すようにすると綺麗に真っすぐになります。
帯揚げの幅が左右同じになるように整えていきます。
真ん中にある帯締めの結び目を横に少しずらします。
左前ぐらいにすると綺麗なアクセントになります。
帯締めの飾り結びをしていきます。
右の紐を帯締めに挟むようにしながら、少し斜めに輪っかを作っていきます。
反対側も同様におこないます。
両方の紐を輪っかにすると、お花の形をした飾り結びができあがります。
可愛く仕上がる帯揚げの「一文字結び」、簡単にできるので是非チャレンジしてみて下さい。
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まずは、兵児帯でリボン結びをするために付かうアイテム、三重紐の紹介です。
振袖に使用する一般的な三重紐はサイズが少し太かったり、素材がナイロンやポリエステルだったりと身体に食い込んで痛かったり滑ったりします。
こちらの三重紐は、人に結ぶ時に使用するものです。
一方こちらは、自分で結べるようにアレンジした自装用三重紐です。
振袖に使用するものよりも細く、紐の長さも長くなっています。
今回は、こちらの自装式の三重紐を使って帯結びをしていきます。
funny coco(ファニーココ)で取り扱っている兵児帯やアイテムをいくつか紹介していきます。
リバーシブルになっているため表裏、両方使用できます。
表裏両方の上下のレースの幅が違うので、折った時に色々な雰囲気になります。
雪の結晶のデザインで大人の雰囲気ある兵児帯です。
帯の裏面は金色で華やかさがあり、裏にも雪の結晶をあしらっています。
夏冬とも使え、涼しげのあるデザインになっています。
モチーフを作ってパタパタ結びを合体させた帯結びをしていきますが、その場合にはこちらのレーシーちゃんを使用します。
レーシーちゃんは、先ほど上記で紹介した自装用三重紐にレースを付けたものです。
前で結ぶと帯揚げっぽくなり、後ろで結ぶとリボンが見える形になります。
いろんな形で使えるためとても便利です。
レーシーちゃんは、funny coco(ファニーココ)オリジナルのアイテムです。
兵児帯を使用したリボン結びの仕方を実践していきます。
帯を縦にもして、しっかり結びます。
広げた方を裏返します。
上の羽は、下の羽より少し小さめに作ります。
指を使いながら上手に微調整していきましょう。
通した帯をしっかり引きます。
リボンを横に寝かせても可愛いです。
着物買取を調べる場合、「着物買取 相場」など、買取価格の相場がいくらくらいなのか?であったり、高価買取につながるポイントや、「着物買取 トラブル」など注意点を調べたりする方が多いのではないでしょうか?
今回は、着物買取を行なっている6社に持っている着物(同じ着物や帯)で、各社に着物買取の査定をお願いしてみました。実際に体験してみて感じた「本当におすすめできる着物買取店」をランキングでご紹介します。
まずは、着物買取のトラブルを回避するための注意点からご紹介します。
着物買取のトラブルとして多いのが、安く着物を買い叩かれてしまったという口コミや評判です。着物専門の査定員がいない質屋やリサイクルショップで着物買取をお願いすると、実際の価値より安い値段で引き取られてしまうケースがあります。
値段交渉の相談ができなかったり、お店にわざわざ着物を持っていっても買取をしてもらえないこともあります。
そこでまず、着物買取でトラブルにならないための注意点としてポイントを3つご紹介します。
①着物専門の買取をおこなっている
②買取価格の交渉をしたいなら「出張買取(訪問買取)」がおすすめ
③買取価格を即現金でもらえる
これらのポイントがそろっているかどうかが重要になります。
着物の査定には専門的な知識がいるため、冒頭でお伝えした通り質屋やリサイクルショップ等では、実際の価値よりも安い値段で売ることになってしまうケースが多いです。
一方、着物専門の買取店でしっかり査定してもらうと、お店によっては汚れやシミのある着物でも買取をしてくれる場合があります。自社でクリーニングのお店を運営しているお店も多く、多少の汚れは直すことができるため、他店で断られた着物でも買取してもらうことができます。
着物買取の専門店でも、買い取り方法は大きく分けて「出張買取(訪問買取)」「宅配買取」「店頭買取(持込買取)」の3種類あります。
その中でもおすすめなのが、簡単に着物買取をしてくれる出張買取(訪問買取)です。着物専門の査定員が自宅まで来てくれ、出張料・査定料は無料です。店頭買取のようにわざわざ店舗まで着物を持っていく手間や負荷もかかりません。
宅配買取は、指定の梱包材に詰めて送るだけの手軽さはありますが、査定額がわかるまでに配送してから10日前後かかってしまいます。査定額に満足できず返送してもらう場合は返送料がお客様負担でかかってしまいます。
記事の後半でご紹介しますが、「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」それぞれの着物買取を体験してみて、出張買取は査定員の方に値段交渉の相談もできるため、納得して買取をしてもらいたい方におすすめだと感じました。
出張買取のお店の多くは、すぐにその場で現金買取をしてくれます。即日で現金支払いをしてもらえる方がトラブルも少なく安心です。着物買取をお願いする場合は、必ず当日に現金を受け取ることができるかどうかを確認をすることをおすすめします。
最近の着物買取はネットで簡単に申し込むことができ、無料で出張買取の査定を行ってくれるお店が増えてきました。その中でも着物買取で口コミなど評判の良いおすすめ着物買取7社を体験してみましたので、ランキングでご紹介していきます。
ご紹介する着物買取のお店はどこも着物専門の査定員がしっかりと査定をしてくれるため高価買取につながるとネットの口コミで評判でした。また着物1枚から無料査定をしてもらうことができます。着なくなってしまった着物を整理するときに捨てるのではなく、着物買取をうまく活用して、また新しい着物を楽しんでいく一つの参考にしてもらえたらと思います。
結論からですが、今回ご紹介する6社の中で、スピード・買取価格・対応と一番おすすめなのが福ちゃんです。全国どこでも買取可能で、着物専門の査定員さんがすぐに駆けつけてくだいます。(※季節事情または一部地域は出張査定が難しい場合もございます。ご不明な点は24時間受付のコールセンターまでお気軽にお問い合わせください。)
スピーディーな対応ながらも丁寧な査定で、着物1枚からでも買取価格の相談に乗ってもらうことができます。
・汚れやシミがある着物も買取実績多数!
・自社でクリーニング・シミ抜きの専門店を運営!
・査定料・出張料・キャンセル料などすべて無料!(※注 出張買取は電話申し込みのみ受付)
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亡くなった母の遺品整理で着物がたくさん出てきました。
私自身や友人など周りで着物を着ている人もいないことから、どうしようかな…と悩んでいたのですが、
そのまま捨てるのも悪い気がして、着物買取の出張買取で査定をお願いしました。
査定していただいたら価値のある着物がいくつかあり、買取価格にビックリしました。
買取された着物が、新しくどなたかに楽しんでもらえたら、母も喜ぶかと思います。
ありがとうございました。(大阪在住50代女性)
買取の方法:出張買取・宅配買取・店頭買取
対応エリア:日本全国
査定受付時間:365日・受付時間9:00~20:00
対応の早さ:とても早い
買取代金の支払い:出張買取・店舗買取は即日現金支払い。宅配買取は査定後、即日振り込み。
おすすめ度:★★★★★
関連記事:【着物買取】口コミ・評判が良い「着物買取 福ちゃん」おすすめのポイントとは?【着物・帯・小物の買取も可能】
福ちゃんは査定中にもいろんな質問をさせていただいていたのですが、とても丁寧に教えてくださり、買取価格の相談にも柔軟にご検討いただけました。
今回、着物買取の査定をお願いした中で一番買取価格が高価買取だったのが福ちゃんでした。申し込みしてからの対応がどこの会社よりも早く、出張買取に来ていただく前からとても印象が良かったです。買取査定に来ていただいてからの説明や、査定が終わってからのアフターフォローも含めて、とても丁寧でした。
細かいところですが、着ていた着物を見てもらうので「対応が早くて、丁寧か」はとても大切だと感じています。出張買取以外にも宅配や店舗での買取もされているので、自分の都合や条件に合わせて選べるのも嬉しいポイントでした。
福ちゃんの次におすすめなのは、同じく出張買取で、着物の買取価格の相談ができる着物の買取【バイセル】、着物・帯の買取専門店【ザ・ゴールド 】、買取専門店【うるう】の3社になります。女性の査定員を指名できることから女性のお客様に評判が特によく、汚れがあったりする着物でも買取の相談に乗ってもらうことができます。
特に着物を少しでも高価買取してもらいたい方は、福ちゃんに加えて、着物の買取【バイセル】、着物・帯の買取専門店【ザ・ゴールド 】、買取専門店【うるう】の合計4社に相見積もりをとって、納得感のあるお店にお願いする形がおすすめです。
・日本全国いつでも・どこでも買取可能!(出張買取・宅配買取・店頭買取)
・出張料・査定料は無料!(キャンセル料も無料!)
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若い頃は来ていた着物も、高齢に差し掛かり、着る機会が少なくなってしまいました。
着物を着ない娘に譲っても迷惑かと思い、処分するか悩んでいた時にCMでバイセルさんを知り、電話で問い合わせをしてみました。
電話の対応がとても良く、出張査定をお願いしてから早く来ていただけたのも印象がよかったです。
長く着続けていた愛着のある着物はシミや汚れがあったのですが、丁寧な査定と納得のいく説明をしていただいたので、納得して買取をお願いしました。
ありがとうございました。(東京在住60代女性)
買取の方法:出張買取・宅配買取・店頭買取
対応エリア:日本全国
査定受付時間:365日・24時間
対応の早さ:とても早い
買取代金の支払い:出張買取・店舗買取は即日現金支払い。宅配買取は査定後、即日振り込み。
おすすめ度:★★★★★
趣通信での体験記事はこちら
・全国79店舗の直営店があり、店頭買取も可能!
・スタッフは遺品査定や終活カウンセラーの資格保持者!
・査定料・出張料・キャンセル料などすべて無料!
・女性スタッフも多数!
趣通信のYouTubeで着物買取の様子をご紹介されていたので、
紹介タンスの肥やしになっていた着物を整理したくて、ザ・ゴールドさんに着物買取をお願いしました。
参考:【着物買取】口コミ・評判の高いザ・ゴールドで着物の無料出張査定!高価買取におすすめの着物など教えてもらいました(撮影協力:ザ・ゴールド銀座店)
女性のスタッフさんに来てもらいましたが、とても丁寧に査定や説明をしてくれたので、安心して買取をしてもらうことができました。
ありがとうございました。(愛知在住50代女性)
買取の方法:出張買取・宅配買取・店頭買取
対応エリア:出張買取エリアは公式サイトにて
査定受付時間:365日・24時間
対応の早さ:早い
買取代金の支払い:出張買取・店舗買取は即日現金支払い。宅配買取は査定後、即日振り込み。
おすすめ度:★★★★
・20年以上の買取実績があるから安心!
・着物・道具市場を自社で定期開催しているからこその納得の査定価格!
・相談・見積もりは無料で相談が可能!
・その場で現金買取してもらえる!
着物好きな友人から着物を譲り受けたのですが、サイズや柄など少し合わなかったため、どうしようか悩んでいました。
メルカリなどで売ることも考えたのですが、友人が自分の譲った着物がフリマアプリで販売されているのを見つけてしまったら、少し気まずいかな…と思い、買取専門店【うるう】さんに問い合わせをしました。
女性の査定員さんに出張買取をお願いし、着物の買取価格の相談にも対応いただき、納得して買取をお願いすることができました。(神奈川在住40代女性)
対応エリア:日本全国(郵送)大阪、兵庫、京都、和歌山、滋賀、奈良(出張)
買取の方法:出張買取・郵送買取・店頭買取・法人買取
査定受付時間:365日・9時〜19時
対応の早さ:早い
買取代金の支払い:出張買取・店舗買取は即日現金支払い。
おすすめ度:★★★★
以上、出張買取で着物買取をしてもらえるおすすめの4社でした。この4社はどこも着物の査定だけでも無料で出張をしてもらえるので、まずは気軽にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
最後にご紹介するのが、とにかく手軽に着物買取をお願いしたい方におすすめの着物10、久屋です。こちらは梱包材に着物を詰めて送るだけで査定・買取をしてもらうことができます。査定員の方とのスケジュール調整などがないため、自分の都合にあわせて買取を進めることができます。
注意しなければいけないのは、査定額に納得がいかない場合、返送をお願いすると返送料はお客様負担になってしまいます。値段交渉はせずに、査定された値段で買取をお願いしたい、とにかく手軽に買取を済ませたいという方におすすめです。
・着物だけではなく小物も買取可能!
・梱包材が一式、無料で届く!
・送料・査定・振込手数料は無料!(ただし買取キャンセルの返送料はお客様負担になるので注意)
自分の都合にあわせて着物買取を進めたかったので、宅配買取でお願いをしました。
捨てようかなと思っていたシミや汚れのある着物に加えて、小物などもまとめて送りました。
値がつかなくてもしょうがないなと思っていたのですが、小物も買取してもらえたので、良かったです。(東京在住50代女性)
買取の方法:宅配買取
対応エリア:日本全国
査定受付時間:365日・24時間
対応の早さ:発送してから10日前後で査定結果の連絡
買取代金の支払い:査定が完了後、査定結果を連絡。査定金額に了承後、指定の口座にお振込み。
おすすめ度:★★★
・着物関連ならどんなものでも査定をしてもらえる!
・送料・査定・振込手数料は無料!(ただし買取キャンセルの返送料はお客様負担になるので注意)
取引の流れも簡単で、思っていたよりも値段もついたので満足しています。
査定終了後もスピーディーに買取額を振り込みしていただき、ありがとうございました。(大阪在住50代女性)
対応エリア:日本全国買取の方法:宅配買取
査定受付時間:365日・24時間
対応の早さ:発送してから10日前後で査定結果の連絡
買取代金の支払い:査定が完了後、査定結果を連絡。査定金額に了承後、指定の口座にお振込み。
おすすめ度:★★★
以上、宅配買取専門の着物買取業者社でした。
ただ残念ながら、宅配買取のトラブルとして国民生活センターでも以下のような注意喚起がされております。
インターネットで見つけた、着物の買い取りサービスの事業者に着物を買い取ってもらうため、リサイクル店で購入した1点数千円程度の着物を数十点段ボールに入れて着払いで送付した。
宅配業者によるとすでに事業者は荷物を受け取っている。サイトに記載されていた買い取りの流れによると、着物を送付後、査定を行ったうえで査定額の連絡があるはずなのだが、一切連絡がない。しばらくたって電話してもつながらない。どうしたらよいか。 (相談受付年月:2017年7月 40歳代 女性 家事従事者 埼玉県)引用:宅配買い取りサービスのトラブルが増加しています!
同様の口コミや評判も多少あることから、着物買取を安心して・納得できる値段や対応で進めたいなら、やはり出張買取や店頭買取で対面での買取が安心です。査定員の方に相談をしながら納得した着物買取ができるからです。
宅配買取で手軽に進めたい場合は、宅配買取にも対応している福ちゃん・着物の買取【バイセル】・着物・帯の買取専門店【ザ・ゴールド 】・買取専門店【うるう】の4社のように出張・宅配・店頭と幅広い買取方法に対応していて、着物や帯1枚から買取の対応をしてくれる業者の方が安心です。
しかし最近では新型コロナウイルスの影響で、巣ごもり期間中の断捨離をされる方が増えたのもあり、着物買取の需要が高まっているそうです。3密を避けるために対面での出張買取や店頭買取より、宅配買取を選んで整理される方が増えています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、先行き不透明な中での“巣ごもり”が続いている。「せめて家のなかでは気分よく過ごせるように、この機会に“断捨離”をしよう」といったニーズが広がっており、「無印良品」や「ニトリ」などでは収納用品、掃除用品が売れているという。ブランド品のリユース大手、コメ兵でも“断捨離”マインドの盛り上がりを示すデータが出ている。
コメ兵では、不要なブランド品を箱に詰めて自宅から発送する「宅配買取」の3月の新規利用件数が、前年同月比42%増だったという。既存客と合わせた全体買取金額は、同13%増だった。
「衣料品の買い取りが特に伸びている。家にいながら不要なアイテムが売れてクローゼットを整理できると共に、臨時収入にもなる点が注目されている」と広報担当者はコメントしている。4月以降はこうした傾向がさらに加速し、「宅配買取」の新規利用件数は4月1~16日で前年同期比69%増、全体買取金額は同24%増だった。
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自分では買取してもらえないと思っていたような着物や、汚れやシミがある着物でも実は高値で買い取ってもらえたりする場合がよくあります。まずは一度、お問い合わせは無料なので出張買取の査定をしてもらってみてください!
まとめて一括で着物買取の査定額を調べてもらえるサイトもありますのでそちらもおすすめです。
買取価格を比較するなら【ヒカカク】
訪問着:2,000〜25,000円前後
付け下げ:2,000~10,000円前後
振袖:2,000〜20,000円前後
色留袖:2,000〜10,000円前後
紬:1,000~15,000円前後
黒留袖:2,000〜10,000円前後
小紋:2,000〜10,000円前後
色無地:1,000~15,000円前後
袋帯:100〜20,000円前後
名古屋帯:100〜20,000円前後
100円~10,000円前後
着物の状態や柄、色、作家によっても大きく変わってしまいます。紬は産地によって相場が変わり(郡上>牛首>結城、など)、技法では友禅などは人気があるため値段がつきやすいのが特徴です。
高価買取に繋がりやすい着物は、人間国宝や伝統工芸品の着物だと数十万円の値がつきます。辻が花のような柄が重い着物も高価買取になることが多いです。
反物の端についているラベルのようなものを証紙(しょうし)といいます。糸の細さや産地などが記載されているこちらの証紙ですが、仕立てあがっていても、証紙の部分は戻ってくることが多いです。
上記の泥大島の場合ですが、着物と証紙が一緒であれば買取価格が2万円、ない場合は2千円程度まで下がってしまう場合もあります。
特に人間国宝や伝統工芸品の着物には証紙は必須です。汚れやシミがついてしまうと買取価格が下がってしまうので、もし着られない場合や、作家の着物かどうかわからない着物など、まずは無料査定で値段を聞いてみるのがおすすめです。
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まずは複数社に無料査定をしてもらって、お持ちの着物にどれくらいの価値があるのか知ってから、着物の整理を考えてみてはいかがでしょうか?
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今回は、funny cocoの山崎佳子さんに解説頂きながら兵児帯(へこおび)と三重紐を使った帯結びを3種類ご紹介します。
今回紹介する帯結びは
以上の3点です。
今回ご紹介する兵児帯の帯結びで使用するのは以下のアイテムです。
以下でそれぞれのアイテムについて少し詳しく説明します。
今回使うのは、funny cocoオリジナルの三重紐です。
一般的に三重紐というと、振袖の帯結びなどに使う下の写真のような三重紐です。
この三重紐は基本的に他装用で、幅が太く、紐の部分もナイロンやポリエステル製で体に食い込んだり、滑りやすかったりします。
今回は、funny cocoオリジナルの、自装用三重紐を使います。
この三重紐は振袖用の三重紐より細くできていて、ゴムの部分も長くなっています。
レーシーちゃんとは、funny cocoの自装用三重紐のゴムの両端にレースを付けたものです。
前で結べば帯揚げっぽく、後ろで結んでリボンっぽく見せたりと使い方は様々です。
今回はfunny coco製の可愛い兵児帯で帯結びのアレンジを解説しますが、まずはfunny cocoの可愛い兵児帯をいくつかご紹介しましょう。
初めに紹介するのはリバーシブルの兵児帯です。
気分に合わせて両面を使う事ができ、さらに帯の上部分と下部分ではレース模様の幅も違うので折った時にもいろいろな表情を演出することができるすぐれものです。
雪の結晶「crystarl of snow」は、雪の結晶をモチーフにした兵児帯です。黒とゴールドのツートンカラーのゴージャスなイメージの帯で、こちらもリバーシブルになっています。
夏でも冬でも使える涼し気なイメージの兵児帯です。
今回の動画では、パタパタ結びの解説で使用しています。
3つめの兵児帯は、紫の濃淡が大人っぽいレース模様の兵児帯です。
今回の動画では、バラ結びの解説で使用します。
funny cocoオリジナル兵児帯&三重紐などが購入できるweb shopはこちら
パタパタ結びの手順は以下の通りです。
帯幅を半分に折り銅に巻き、左右の帯を同じくらいの長さに揃えます。
右側の帯が下、左側の帯が上になるように体の中心で交差させ、左側の帯(上になっている方の帯)を銅に一周巻き付けます。
一周巻いたら、右側の帯を持ち、一度しっかり締めましょう。
帯に帯板をはさみ、体の後ろ側へ送り込みます。
帯板にはいろいろなタイプのものがありますが、兵児帯の場合には広めの帯板がおすすめです。
体の左側にある帯を下にし、帯を結びます。
横方向にギュッと締めたら、結び目を縦にします。
帯の上線に合わせて三重紐をかけ、後ろで軽く結んでおきます。
左右の帯を20cmくらいの長さに折り、体と三重紐の間に通します。
二段目の右側の帯は裏返し、帯幅を元のサイズに広げ、適当な長さに折りたたみ、羽を作ります。
二段目の羽は真ん中のゴムにはさみます。
左側は、黒地のまま半幅で右側よりも少し長めに折り返し、同じく真ん中のゴムにはさみましょう。
三重になっているゴムのうち、体に近いゴムから左右交互に帯を通していくのがポイントです。
最後、一番下の段の右側の帯は、外側のゴムにわざと中途半端に引っ掛けます。
全体の羽のバランスを見ながら、キレイな形になるように全体の印象を整えます。
結び目が後ろに来るように、右回りに帯を回します。
三重紐を一度外し、背中に背負うイメージで自装用三重紐を引くと、飾り結びがぐっと上に持ち上がります。
三重紐をぎゅっと締め、帯の中にしまいます。
funny coco製の三重紐は色が付いているので、見えてしまってもあまり違和感がなく、初めてでもキレイに結べます。
電車などで寄りかかって万が一帯が潰れてしまっても、下からポンポンと叩き持ち上げてあげるとふわっと戻ります。
バラ結びはパタパタ結びの応用編です。こちらも紫の濃淡のコントラストが可愛いfunny cocoの兵児帯を使います。
帯を銅に巻き付け帯板を入れるところまでは、先ほどのパタパタ結びと同様です。
手先(右側の帯)で、お花のモチーフを作りましょう。
帯をくるくると丸めて、輪ゴムで留め形をキープしてあります。
モチーフを上、たれ(左側の帯)を下にして、ぎゅーっと結びます。
三重紐のゴムの両端の部分にレースが付いている、funny cocoオリジナルの三重紐レーシーちゃんをモチーフを挟み込むように銅に巻き付けます。
このレーシーちゃんは、前で結ぶと帯揚げの代わりとしても使えます。
羽を作りゴムに掛けるという作業を羽3枚分行います。
二段目の羽は真ん中のゴムに通します。
三段目の羽は、一番外側の帯に通します。
丁度良いバランスになるように、モチーフや羽の形を整えます。
レースは自分の好みの位置に結びましょう。
帯の結び目が後ろにくるように、右回りにぐるっと後ろに回します。
仮結びしておいた三重紐を解き、三重紐を背負うように引っ張り、結びます。
結び目は帯の中に入れ込みます。
兵児帯を使ったリボン結びの手順は以下の通りです。紫と水色のハッキリとしたコントラストが可愛い兵児帯を使います。
まずは手先を60cmほど残し帯を巻きます。
たれ側の帯に帯板を入れ、体の後ろ側へ送り込みます。
たれを上、手先が下になるように正面でぎゅっと結びましょう。
横方向にぎゅっとしめたら、結び目を縦にします。
たれ先の帯幅を広げて羽を作ります。羽の幅は肩幅より広めにしましょう。
上の羽は下の羽根よりも少し小さめに作ります。
帯を折りたたみ、中央、両端と山を3つ作ります。
3つ山を崩さないようにしっかり押さえながら、帯幅の4分の1にした手先を山の上から巻き付け、帯に通します。
通した手先は上方向にぎゅっと引きましょう。
余分な手先は帯の中へしまいましょう。
バランスを見ながら左右のリボンの形を整えます。
リボンは、立たせても寝かせてもどちらでも可愛いので好みに合わせてアレンジしてください。
帯を後ろにぐるっと回します。
今回ご紹介したfunny cocoのSNSもぜひご覧ください!
▼funny coco web shop https://shop.funny-coco.com/
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振袖のたたみ方を、手順を追って解説していきます。
着物全体を広げ、裾が右、袖が左側に来る位置に座ります。
袖、身頃を脇の線に合わせて揃え、衽(おくみ)を折り返します。
反対側の衿、衿先、裾を折り返した手前の身頃に合わせます。
着物は左右対称に作られているので、このようにぴったり重ねる事ができます。
反対側の脇線をつまみ、手前側の脇線に合わせます。
着物の上側もきれいに整えましょう。
こうすると、着物を背中心からきれいに折りたたむ事ができます。
左右の袖もキレイに重ねます。
着物を手のひらで撫でるようにし、着物の中にある空気を押し出します。
振袖の袖を一枚だけ折り返します。
袖を折り返します。
袖に折れ目が付いているので、そこを目安に折り返しましょう。
裾を持ち袖と同じところで折り返します。
残っている袖と身頃を重ねて持ち、ズレないように注意しながらひっくり返します。
残っている袖は内側にたたみます。
たとう紙に入れる振袖のたたみ方の完成です。
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半幅帯を胴に巻き付けるだけで手軽にできてしまうので、帯結びが苦手な方にもおすすめです。
結ばない帯結びは、半幅帯を半分に折り、胴に巻き付けた後帯締めで留めています。
工程も簡単で、時短にもなるかわいい帯結びの手順は以下の通りです。
まずは、半幅帯を半分くらいに折りましょう。
帯の輪が右側に来るようにして体の中心に置き、帯板にピンチ(和装クリップ)でしっかり留めておきます。
身体に帯を巻き付けます。
何回巻き付けるかは、帯の長さや体型により調節しましょう。
帯板が見える場合は、巻き付けた帯をずらして調節します。
一番はじめにピンチで留めたところを左手でしっかりとつまみます。
右手で体に近いところの帯を掴んで、真横にしっかりと締めましょう。
帯を結ばないので、この工程でしっかりと帯を締めておくことが帯の緩みを防ぐ大切なポイントです。
締めた帯が緩まないように注意しながら前に持ってきて、帯を上下にズラします。
最初に留めたピンチで、締めた帯が緩まないように帯全体をしっかりと留めておきましょう。
帯締めを後ろから回し、左右の長さを整えたら帯締めを結びます。
帯が緩まないようにしっかりと締めましょう。
アンティークの帯締めや、体型により帯締めの長さが足りない場合には、リボン風にするとかわいいでしょう。
最後にピンチを外して完成です。
途中で帯が緩んでしまわないかどうしても不安な場合には、巻き付けた帯をピンチで留めておくと安心です。
【大阪の着物着付け教室ayaaya’s】
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Twitter:https://twitter.com/ayaayaskimono
ネットショップ:https://ayaayas.thebase.in/
]]>お手持ちの長襦袢が全てマイサイズ、という方には不必要ですが、最近では既製品やリサイクルの長襦袢も利用しやすくなり、必ずしもご自身のサイズにぴったりという場合だけではないでしょう。また、いただきものの着物の場合は、着物のサイズに合わせなければならない場合もあるかもしれません。
ご紹介するのは、あまり時間や手間をかけずに簡単に対処する方法ですのでフォーマル向きではありません。あくまでも気軽に楽しむカジュアル向けとしてご理解くださいね。
長襦袢の着付けに関してはこちらをご参考ください。
関連記事:長襦袢の着方やコツなどをご紹介!(長襦袢の着付け動画あり)
本コラムは毎週、月曜日のお昼12時半〜趣-omomuki-のFacebookページ・Instagramアカウントにて配信をしております#趣ライブの第19回目「長襦袢の丈を調整」を元に加筆作成したものです。
一般的に、長襦袢の
着丈は「身長−25〜30cm」
裄丈は「着物の裄丈−0.5〜1.0cm」
袖丈は「着物の袖丈+0.5cm前後」
と言われています。
着物と同じように、おはしょりを作って着ることによって、着丈を調整することができますが、スタッフしーまんのように「紐を一本でも減らしたい!」という方にとっては憂鬱でしかないでしょう。
そんなときには、自分の着丈に合わせてざくざくと縫ってしまいます。
縫う場所は、身八つ口のすぐ下あたり。ここには「縫い込み」とよばれる折り返し部分があることが多く、帯の下になる部分です。私たちの折り返しも、ここに作ってしまいましょう。
前から後ろまで同じ幅で上げても構いませんが、そうすると前が上がりすぎると感じる場合には、後ろをジャストサイズまで上げて、脇線から前にかけては少しずつ上げ幅を減らしていけば解決です。
袖幅の真ん中あたりをつまんで縫って裄丈を縮めます。そのまま下まで(袖の底まで)縫っても構いませんが、大変なら袖口の開きくらいまで縫ってあれば大丈夫なことが多いです。袖振から長襦袢が出るのが絶対にイヤ、という方は下まで縫ってください。
なお裄丈が5cm以上長い場合には、袖だけで対応せず、肩口(身頃の方)でも縮めた方がいいです。
縫いたくない、本当に応急処置でいい、という場合には、半衿用の両面テープというのがありますので、それを貼って詰めることもできるようです。ただ、長時間の使用は生地を傷めてしまいますので使い終わったらすぐに剥がすのを忘れないようにしましょう。
既製品が体型に合わないことや、着ようと思ったら長襦袢のサイズが合わないなどのハプニングは、残念ながらあるものです。知っておけば慌てないこれらの対処法で、着たいものを着たいときに着られたら嬉しいですね。
長襦袢の着付けに関してお悩みでも多い、衣紋がうまく抜けない・詰まってしまう方はこちらも参考にしてみてくださいね。
関連記事:【長襦袢の着付けお悩み】衣紋が抜けない・詰まってしまう原因とは…?
簡単にできる着物の着付け方はこちらでご紹介しております。
関連記事:【初心者でも簡単】着付け教室に行く前にまずは動画で着物の着付けを練習したい!
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卒業式などで着用する袴は以下の手順で着付けます。
袴に合わせる着物は、成人式などで着る一般的な振袖(中振袖)、または中振袖よりも少し丈の短い小振袖でもどちらも着用することができます。
一般的な振袖は豪華な印象に、小振袖は若々しく愛らしい印象になります。
袴に合わせる着物の着付けのポイントは以下の2点です。
着丈を短くするのは、袴の裾から長襦袢や着物が見えないようにするためです。
半幅帯の横幅の4倍の長さの手先を取ります。
帯を前から胴に回し、最初に測った手先から4倍の長さの部分が背中心にくるように巻き付けます。
背中心で手先の幅を半分に折りピンチで留めておきます。
手先は肩に掛けて、ピンチで前側を仮留めしておきましょう。
帯の高さは胸に少しかかるくらいが理想的です。
前に回り高さを調節したら、手先とたれを両方持ちグッと締めます。
そのまま脇を通り帯を銅に巻き付けます。
後まで帯を巻いたら、脇から背中心までで帯幅が半分くらいになるように帯を内側に折り返します。
手先を留めておいたピンチを取り、手先とたれの部分を持ちもう一度しっかりと帯を締めましょう。
手先を背中心よりも少し右まで引き抜いて、手先を上にして体の中心で結びます。
高めの位置で結ぶのがポイントです(結び目は帯の上線あたりが理想的です)。
結んだら手先が上、たれが下になるように結び目を縦にします。
手先はまたしばらく肩にかけて、落ちないように前側でピンチで留めておきましょう。
締めた帯がゆるまないように、また羽を作りやすいようにたれ先を綺麗に広げます。
たれ先は端まで半分の幅に折ります。
背中よりも少し小さめの幅を目安に羽の長さを取りましょう。
たれの残りは同じ方向にぐるぐる折り込んでいきます。
折りたたんだ羽を輪が上になるようにし、背中に付けます。
たたんだ中心に指を入れ左右対称に羽の長さを整えます。
手先のピンチを外し、手先を羽の中央に持っていき、下からから結び目を通して上に引き抜きます。
この時点でもう一度羽が左右対称になっているかを確認しましょう。
手先を上に上げ、しっかりと締めましょう。
2周目も同じく結び目を通ししっかり締めましょう。
余った手先は一番内側の帯、着物と帯の間に入れましょう。
次に入れた手先を帯の下から出します。
引き出した手先は羽を固定させるためにしっかり引っ張りましょう。
帯の下線から出た手先は内側にくるくると巻帯の中に入れ込みましょう。
このままでは、羽の部分がぐらぐらするので、帯の中に入れ込んだ手先の部分は、結び目の下まで持ち上げ、結び目を固定する土台にします。
こうすることで羽が崩れてこなくなります。
これで帯が完成しました。
左右の袴の紐を外側に引っ張ると紐が解けます。
袴を下から履いてもらいます。
ヒダの多い方が袴の前側です。
袴の高さは、先程締めた帯が1.5~3cmぐらい出るくらいが理想的です。
真ん中が体の中心にくるように合わせましょう。
ずれやすいので、一度真ん中、両脇をピンチで仮留めしておきます。
前紐を後ろに回し、羽にバッテンに掛けます。
羽の下側に挟み込んだら結び目の下のところで、前方向に引きグッと締めましょう。
この時、羽からは外れないようにしっかりと引っ掛けるのがポイントです。
紐を前に持ってきたら袴の上の紐の部分に重ねて左胸の前で左紐を上に交差させます。前で留めておいたピンチは外しましょう。
紐を同じ高さになるように重ねてグッと締めます。
右側の紐は紐の下線に合わせて折り返し、同じところを通って後ろに回します。
羽の下で蝶々結びをします。ゆるまないようにしっかりと結びましょう。
次に後ろの袴を作っていきます。
袴腰にヘラが付いている場合には、背中の着物と帯の間に上から差し込みましょう。
このヘラは袴によっては無い場合もあります。
袴腰の真ん中を背中心に真っ直ぐ合わせてぐっと押さえつけ、紐を前に回します。
前に持ってきた紐は先ほどと同じところで必ず左が上になるように重ねます。
左の胸の前で紐をしっかりと結びましょう。
数回にわたって、紐をぐっと引きゆるみを取って締めましょう。
これで袴がずり落ちてくることを防ぐことができます。
次に結び目を縦にして蝶々結びをします。
下の方を外側に折り返し、蝶々結びしましょう。
結び目が見えているのはキレイではありません。
長い方の紐を結び目の下から遠し、結び目を隠します。
下の方が長くなっていると動きがあり非常に綺麗です。
最後に衿の後ろに留めてあるピンチを外して完成です。
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振袖でよく使われる「文庫結び」の結び方の手順は以下の通りです。
手先の長さを取り、背中から手を回し巻きたい高さに合わせながら胴に巻き付けます。
巻き付けた手先は背中心でピンチで留め、残りの手先をは背中心からまっすぐに折り上げ、肩に掛けピンチで留めておきましょう。
胸の前で帯の高さを確認します。振袖の場合はその他の着物よりも帯は上目に締めます。
帯の上線が胸の下に当たるくらいの高さが理想的です。
織り上げた手先の上に帯をかぶせ、脇で一度帯を締めます。
右手の親指を手先の織り上げた部分を、左手は帯の下線を持ちグッと締めましょう。
締めた帯が緩まないように注意しながら、帯を前に持ってきます。
二周目の帯は幅出しをします。帯の奥まで手を入れて、振袖の場合は1.5~3cm幅出ししましょう。
帯の下線、和の部分は手でしごいておきましょう。
一周目の帯の上線に揃えながら巻いていきます。
帯を後ろまで回したら、手先のピンチを外し手先、たれ側の帯を持ちグッと締めます。
手先は真ん中まで引き抜き、手先を上にして高い位置(帯の上線の高さ位)で結びます。
結び目を縦にして、下になっている帯を根元までしっかり広げましょう。
広げた帯は模様が表に出るように、ひっくり返しておきましょう。
こうすることで帯をたくさん使う事ができ、更に締めた帯もゆるみにくくなります。
上になっている手先の部分も裏側を向けて根本からしっかりと広げましょう。
三本ゴムを背中に付け、前に回し中心を避けて結びます。
三本ゴムを結ぶ時は数回引き、ゆるみを取ってから蝶々結びをします。
結んだ紐は帯の中に隠します。
下のたれを肩から少しはみ出る位置に折り返し、一つ目の羽を作ります。
ここで三つ山ひだを作りましょう。
出来た羽を三本ゴムの一番内側を引き出して挟みます。
反対側も同じように折り返し、三つ山ひだの羽を作ります。
反対側の羽は、一番手前の三本ゴムに挟みましょう。
ここで左右の羽がだいたい同じくらいの大きさになっているかを確認します。
残ったたれの先は三つ山ひだを作り、一枚目の羽と同じゴムにはさみます。
もし残ったたれが長ければ、もう一枚反対側にも羽を作りましょう。
帯枕で羽を固定し、羽をグッと持ち上げながら枕を背中につけ前で結びます。
帯枕の紐も三本ゴムど同様に数回引きながら締めると、枕がしっかり体に密着します。
結んだ枕の紐は帯の中に入れ隠しましょう。
絞りの場合は、裏表を間違えないように注意しながら(表面が尖っている方が表)帯枕に帯揚げをしっかり掛け、前に回します。
帯枕の下部分にある余分な帯揚げは、枕の中に挟み込みます。
帯揚げは前で仮結びしておきましょう。
手先の内側に帯締めを当てて折り返したら、帯の幅の真ん中くらいのところに当てて前側に持っていきます。
帯締めは緩まないように数回引きながら、しっかりと結びましょう。
帯締めはあとで飾り結びをするので、そのままにして後ろに回ります。
余った手先を折り返しタックを作ります。
タックの部分をひっくり返します。
ひっくり返したたれ先は最後の三本ゴム(真ん中のゴム)に下から挟み、折り返しましょう。
ゴムが隠れるようにたれ先を折り返したら完成です。
帯締め帯揚げの部分は、吉澤暁子きもの着付け教室のYouTubeチャンネルで公開していますので、ぜひそちらをご覧ください。
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胸が大きな方、お尻が出ている方など、人の体型は人それぞれなので、着付けの方法も人それぞれですね。
過去の趣通信の記事でも、簡単な補正の仕方をご紹介しましたので、まずはそちらを参考にみていただいと思います!
関連記事:【着物着付け】簡単な補正の仕方(タオルの使い方)と襦袢の下に着る補正下着などをご紹介
関連記事: 【着物の着付け】胸が大きい方向け!スッキリ見える補正の仕方
そして、こちらの記事を参考にした上で、簡単に着付けができるように補正用品を手作りできないかと思い、今回ご紹介をさせていただきます。
毎回タオルを折って体に沿わせるのもいいのですが、できるだけ手間をはぶいたり、着付けは簡単にしたいですよね?なので、自分の体のカタチに折って縫ってしまいましょう!
・タオル3枚くらい(なるべく薄いもの。端まで厚さの変わらないもの)
・クリップ(厚いものでも挟めるもの)
・裁縫道具
お尻のラインがなだらかになると、背中やお尻のシワや、帯の形がきれいに決まるようになりますね。このときのポイントは、タオルをきれいに折るのではなく、あえて「Z」の形になるように、だんだんずらして折ること。こうすることで、タオルと体の境目がなだらかになって、自然な曲線ができます。自分に必要な大きさ、厚みを確認しましょう。厚みが足りない人は、更にタオルをプラスしましょう。
折り方は以下の動画を参考にしてみてください。
人によってタオルの重なり具合が異なります。いつもの和装ブラジャーや肌着を身に着けておくと良いでしょう。自分のベストポジションが決まったらクリップなどで形が崩れないように留めておきましょう。
腰あてと胸の補正部分のベストポジションが決まったら、ずれないように腰紐で留めます。縦に半分にしたタオルを腰に巻くと、なだらかな胴の形のできあがりです。
クリップでタオルが重なり合うポイントを留めてから体から外していきます。このときに、腕を上に上げた状態でクリップで留めたりすると、実際の位置とずれるので、必ず腕をおろした状態でゆっくり留めていきましょう。
針仕事が苦手!という方でも大丈夫。小学生の時、タオルで雑巾を縫ったと思いますが。そのレベルで構いませんので、ザクザク縫ってください。タオルが重なっているところを縫っていきます。
腰当ても一緒にまとめてしまいたかったのですが、着付けするのが大変だったので、別々に。こちらも「Z」の形が崩れないように縫っていきます。
胸部分は、このまま和蔵ブラジャーを上から身につけると着付けがしやすく、更に体のラインをきれいに見せてくれますよ!
体型によってはもっとタオルが必要な方もいると思いますので、ご自身で調整してくださいね!
もっと楽したい!という方は、さらしをつかってベストのように作り変えるもおすすめです。頭からすっぽり被るだけなので手でタオルを抑えておく必要もありません。市販のベスト型の補正具と変わらない仕上がり。自分のサイズに合っているので着心地も仕上がりもいい感じです♪
以下の写真のように、さらしを一枚(かぶったときに、前後がお尻にかかるくらいの長さにカット)用意。頭の部分をV字にカットします。ほつれないように襟ぐりだけ、三つ折りして縫っておくといいでしょう。
さらしの脇部分は耳になっているのでほつれる心配はありません。自分の体の補正に必要な部分を晒しに縫いつけて、さらに胴巻き部分に紐をつければ腰紐もいりませんよ!
たくさんの方からいただく着付けについてのお悩みをいただきますが、補正をきちんとすることで解消されることがたくさんありますので、ぜひ自分の身体にあった補正を見つけてみてくださいね。
今回は自分で作る着物補正のご紹介でしたが、それでも面倒だという方(笑)は、市販でも和装肌着で人気のたかはしきもの工房さんから「タンクトップ」タイプの補正肌着や、着付け教室の先生が考案された「着物補整着」が販売されていますので、チェックしてみてください。
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