連日、暑い日が続いておりますが、日本の夏の食と言えば、そうめんは欠かせない存在ですね。
冷たい氷水の中に浮かべたそうめんは、清涼感があり暑さをやわらげてくれます。
素麺を買っても、食べ方がマンネリ化して余らせてしまうという方も多いのではないでしょうか?
今回はいつもの素麺をお洒落に彩ってくれる簡単パーティーコーディネートをご紹介させて頂きます。
私が実際に時々パーティーで使うとても簡単なアレンジ方法ですが、「ウェルカム素麺」としてふるまうとお客様に喜ばれるお料理です。ガーデンパーティーや、BBQの前に、ちょっとした前菜としてこんなカラフルな素麺は如何でしょうか?
素麺パーティーレシピ
薬味
・浅葱(小葱)
・茗荷
・生姜
素麺のつけつゆ
・市販の麺つゆ(ざるそばやざるうどんを食べるのと同じ濃さに水で薄めます。)
具材
・オクラ
・パプリカ黄
・なす
・ズッキーニ
・ミニトマト(1/4にカット) 一人分2個
※野菜の分量はパーティー人数に合わせて、おくら、パプリカ、ズッキーニがそれぞれ同じくらいの量になるようにします。
なすは炒めると小さくなってしまうので、他の材料の1.5倍くらいの量にすると美味しいです。
作り方
①パプリカ、なす、ズッキーニを約1.5㎝のダイス状にカットします。おくらは1㎝の小口に切ります。
②フライパンに油を熱し、トマト以外のカットした野菜を炒めます。食感と彩りも楽しみたいので、色が綺麗なうちに取り出します。
③トッピングの薬味を切ります。浅葱を小口切り、茗荷を細かく刻み、生姜をすりおろします。
ゲストが各自で取って好きな薬味をトッピングできるように、一種類ずつ器に盛り付けテーブルの上に配置します。
④素麺を茹でます。茹であがった面を冷水でしっかり冷やして、氷と水をはった大皿に盛り付けて提供します。
⑤冷えた麺つゆを1人分ずつ器に注ぎます。その中にトマトと②を入れて提供します。
炒める時に茄子が油を吸ってしまいますが、たっぷりの油で炒めることで揚げだし野菜のようなコクがでますので、
油をけちらずにしっかり使うのが美味しくなるポイントです。
★コーディネートのポイント
今回の写真ではガラスの器で統一しましたが、ガラスの器を使うとより涼しげになり野菜の色も綺麗に見えます。
薬味は取りやすいように、小鉢に可愛く盛って提供します。
「素麺」と「冷麦」の違い
ここでちょっと小ネタ。
みなさんは「素麺」と「冷麦」の違い、知っていますか?
素麺、冷麦共に、うどんと同じ小麦からできた食品ですが、実は太さで分類されています。
機械で製麺された素麺の麺の太さは直径1.3mm未満とされていて、冷麦は直径1.3mm以上1.7mm未満。
1.7mm以上はうどん(饂飩)と分類されます。
手延麺の場合は、直径が1.7mm未満で丸棒状に成形したものが「手延べ素麺」もしくは「手延べひやむぎ」に分類され、
どちらの名前を使っても良いことになっています。
パスタでもカッペリーニや、リングイネなど、太さによって名前が分かれているのと同じですね!
そういえば、カッペリーニも冷製パスタで食すことが多いですが、
細い麺は冷たい料理に向いているというのもイタリアの食文化と共通のようです。
日本の夏の小麦文化、今年は少し趣を変えて楽しんでみては如何でしょうか?
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