着物で日本舞踊!着物を着たときの、きれいなシルエットの作り方を学ぶ!
目次
シルエットをきれいにみせる着姿の作り方
せっかくの着物でのお出かけ、写真撮影は必須ですよね。でも写真を見てみたら、なんだか下半身がスカートのように広がって、なんだか太って見えたりなんてことありませんか?
少し極端な写真なのですが、片足に重心を預けたり、外股になるとこんな写真になります。洋服の時にはそんなに違和感ないのですが、着物姿だと裾が広がって不格好ですよね。
今回のイベントでは、日本舞踊を踊りながら、きれいな立ち姿や歩き方を身に着けていったのですが、一番初めに教えていただいたことを参考にしていただけたらと思います!
①立ち姿の基本は足の位置をカタカナの「イ」に配置
着物の立ち方の基本は斜め45度!前足を内側に斜め45度に傾けて、カタカナの「イ」の字に足を配置します。
45度の角度だと、着物の柄がきれいに見えるようになりました!
②肩と骨盤は常に同じ方向に向ける
肩と骨盤の向きを同じに方向にすると、全体のシルエットがすっきりします!
③膝をつけて裾すぼまりシルエットをつくる
写真では見えないのですが、大切なポイントは膝を付けること。歩くときも、膝をするように歩くと、美しいです。膝をつけると自ずと内股気味に、そして歩幅もコンパクトに収まり、女性らしさを感じます。
3つのポイントで撮影したのが以下の写真です。
いかがでしょうか?まだまだ先生の美しい立ち姿には及びませんが、着物らしい立ち姿に近づくことができたような気がします!
最後はJPOPで日本舞踊
せっかくの機会だったので、古典音楽ではなく、J-pop(椎名林檎さんの『NIPPON』)に合わせて振付を考えていただきました。
アップテンポな曲調に合わせた日本舞踊がどうなるのかとても楽しみにしていましたが、美しい所作は健在で、曲の節々にかっこいポーズも入っています。
先生の動きをミラーにして、ついていくのに必死な私たちでした(笑)。最後はみんなで踊って終了することができ、諦めず指導して形にしてくださった先生に感謝です。
先生の研ぎ澄まされた所作や動きは、どの写真でどの角度からみても美しい!いつかこんな着物美人になりたいと思いながら、日本舞踊体験はあっという間に終わってしまいました。また機会があればよろしくお願いします。
ALL PHOTO by 井手康郎(GRACABI inc.)
西川与梨伽先生 プロフィール
西川流師範。西川扇与一師に師事。
NHK『花燃ゆ』、テレ朝『グッドパートナー』に出演。
本名の藤川恵梨で、女優、ジャズダンスの活動も行なう。
公社 日本舞踊協会会員。
一社 日本ジャスダンス芸術協会会員。
趣通信スタッフ・しーまんが代表を務めます、きものでかけるの情報はこちらから!
きものでかけるフェイスブック:https://www.facebook.com/kimonodekakeru/ ←最新情報はコチラです!
きものでかけるホームページ:kimonodekakeru.com
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