着物で寄席を初体験!寄席(落語)にでかけてみませんか?
目次
寄席を楽しみましょう!そもそも、寄席ってなんでしょう?
きものを着て行ってはいけないところはないのだけれど、どうせなら、きものを着たほうが楽しいところにいきたい…という方へ、寄席に出かけてはいかがでしょうか?
私は「寄席に行く=落語を観に行く」だと思っていました。ですが、寄席には、テレビで見るような漫才師さんから、手品、曲芸、漫談…紙切りなんかも見られるんです。しかも演芸場の中は、どこからでも舞台がよく見え、とてもこんぱくとで臨場感があり、飾ってあるたくさんの連なるちょうちんや、趣のある木の作りは、タイムスリップしたような感覚になれますよ♪
今回は実際にきもので行ってみた、寄席初体験のレポートを書かせていただきます。
実施に、着物で行ってみました!
訪れたのは、新宿3丁目から徒歩1分の新宿末廣亭。なんと、H&Mの裏にあります。「あんなところにあったかな?」と思うくらい、その建物だけが時代が止まったままのようです。
小さい小窓からチケットの枚数を伝えると、係の方は連なったチケットをびりっと破ってくださいます。このアナログ感にドキドキしてしまいます。
新宿末廣亭を始め、寄席は基本的に年中無休、末廣亭の場合チケットは3000円で、昼と夜の部がありますが、お客さんの入れ替えはなしなので、なんと最長で12時から21時まで居られるのです!すごい!!
長居をしようと計画している人は、入口でお弁当を買ったり(売り切れていることもあります)、持ち込みもできるので、軽食やおやつももって入るといいと思いますよ♪基本的に飲食は自由で、みなさんいろんなものを食べていました(笑)。
きもので演芸場に潜入!
私たちが行った日は日曜日の12時半ころ。4人で行ったので、まとめて座れるのは桟敷席(さじきせき)しか残っていませんでした。
桟敷席とは?
桟敷席とは、舞台の目の前に椅子席があり、その両脇の壁際にある座敷の席です。座敷は傾斜になっており、前後2列になったときに後ろの席の方に配慮されています。が、正直着物で長時間となると、足もしびれて落ち着かないので、椅子席をおすすめします!まとまった人数で行くときは早めにいきましょう(10名以上であれば予約もできます)。
落語は途中退席も出来ますので、少し時間ができたときにも気軽にいけるのが良いところ!ですが、とてもテンポよくたくさんの方が出てきますので、見逃しのないように、用事はささっと済ませて席に戻ったり、できれば最後まで観ていかれることをおすすめします!
寄席初心者でも楽しめるポイント
個人的な好みですが、私は落語家さんが、お話に入っていくときに、するっと着ていた羽織を脱ぐ…その所作の美しさが一番お気に入りです。また、人それぞれ着物のコーディネートが違うので、おしゃれな師匠を見つけると、なんだか話も前のめりに聞いてしまいました。これは着物女子の嵯峨でしょうか。
でも、なにより大切なのは、その場を楽しみ、よく笑うことだと思います。着物を着ていくことで、自分の気持ちを“上げる”ことができ、より寄席の雰囲気に溶け込んで、楽しむことができたような気がします。
写真:武藤奈緒美
「せっかく着物が着られるのに、出かけるところがなかなかない!」という方、寄席なら年中無休、何時でも出かけることができそうですよ♪
新宿末廣亭
新宿末廣亭は、東京都新宿区新宿三丁目にある寄席である。都内に4軒存在する落語定席の一つで、落語を中心に、漫才・俗曲などの色物芸が演じられている老舗。末廣亭は、常用漢字である末広亭と表記されることも多く、末広亭の外に掲げられた提灯の中には末「広」亭と書かれたものもある。(Wikipediaより引用)
きものでかけるfacebookページ
https://www.facebook.com/kimonodekakeru/
きもの初心者さんでもその日のうちに自分で着物を着てお出かけをする、楽しい1日を提案するきものイベント団体です♪
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