そうだ、をどり(踊り)を見に行こう。京都に春を告げる「都をどり」が4月より開幕

4月から一か月の間、京都は祇園で行われる「都をどり」をご存知でしょうか?

関西では東大寺のお水取りと並ぶ、春を告げるイベントとして有名なこの都をどり。京都中の舞妓さんや芸妓さんが勢揃いするとあって、最近ではは外国人観光客にも人気となっている都をどり。毎年新調される揃いの衣装に身をまとい、京舞いを披露する舞妓さんや芸妓さんの姿は、圧巻です。

今回は来月に開幕が迫っている都をどりをご紹介。

 

出典:http://www.miyako-odori.jp/

 

都をどりは京の四季をテーマにした8つの場面で構成されています。今年は琳派の始祖・本阿弥光悦にちなんだ、「花都琳派染模様」(はなのみやこりんぱそめもよう)がテーマです。今年で400年になる美術の流派・琳派(りんぱ)をテーマに華やかな舞台が繰り広げられるそうです。

「都をどり」衣装合わせの様子の映像

 

会場は有形文化財にもなっている祇園甲部歌舞練場

出典:http://www.miyako-odori.jp/

 

「都をどり」が行われる祇園甲部歌舞練場は、風情ある町並みのお茶屋街にあります。庭の枝垂れ桜も美しい、お花見の時期にあわせて訪れるのもおすすめです。池泉回遊式の落ち着いた庭は、隠れた名所です。

 

会場では過去の総踊りで使用された華やかな衣装も見ることができます。

出典:https://www.facebook.com/

今年舞妓さんたちが着る総をどりの衣裳と帯が展示。着物は手描き友禅、帯は西陣織で、いずれも京都の伝統の技で作られ、毎年新調されます。出典:http://www.miyako-odori.jp/

 

イヤホンガイドの解説もある!

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過去の衣裳をもとに作成された都をどりオリジナルグッズもあります!

出典:https://www.facebook.com/

 

初めて都をどりを見られる方はコチラを参考に:初めての都をどり

 

舞妓さんは所定の修業期間を終えた後に、芸妓さんへとクラスチェンジします。また舞妓さんと芸妓さんでは、着る物も髪型も髪飾りも違います。都をどりでは、そんな芸妓さんによる茶道のお点前も披露されます。

 

 

「芸妓」と「舞妓」の違い

「芸妓」は京都以外の地域にもいますが「舞妓」は京都特有です。もっとも「芸妓」という言葉自体は京都独特の表現で、ほかの地域では一般に「芸者」と呼びます。これは「芸妓」という言葉に芸と教養の双方を備えた洗練された女性という意味合いを持たせているのだと思います。また一方で「妓」には「力を持って人に尽くす」という意味があるともいわれます。お客さんに元気を与え、何度も足を運んでくれるように、芸と人格の双方を日夜磨いているのです。また舞妓はその芸妓になるための最初のステップであり、特に舞を主な芸として接客にあたることから、そう呼ばれているのでしょう。もちろん舞妓の時代から、長唄や三味線、茶道や華道などの数々の芸事にも日夜励んでいます。現在では通常、中学を卒業して、舞妓で2、3年から5、6年その後芸妓として極めていくというのが一般的ですが、中には舞妓から入らずに、いきなり芸妓になるというパターンもあります。舞妓の年齢は若く通常は20歳前後ですが、芸妓に年齢制限は無く、また定年もなく、80歳代の現役の芸妓もいます。出典:http://kanko.city.kyoto.lg.jp/

 

昨年は映画「舞妓はレディ」も公開され、注目を集めた舞妓さん。

桜の咲く春の季節の京都で舞妓さんの華やかな「をどり」を見てみるのは如何でしょうか?

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※こちらは昨年のダイジェスト映像です。

 

 

もっと都をどりを知りたい方はコチラを参考に:都をどりの歴史

 

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