初めてでも分かりやすいと評判の伝統芸能の三味線や長唄が気軽に楽しめる「ひなの会」が開催♪

[イベント]

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最終更新: 2015/03/16

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最終更新: 2015/03/16

 

歌舞伎とともに発展してきた日本の伝統芸能である長唄。そんな日本の伝統芸能の「長唄」を身近に楽しむことができるイベント『ひなの会』が平成27年5月24日(日)内幸町ホールで開催されます。長唄界の次代を担う女性演奏家による生演奏の鑑賞から、長唄や三味線についてのバックグラウンドや聴きどころの解説、楽器の説明など、様々な角度からその魅力を楽しむことができるのでご紹介させて頂きます。

 

長唄とは?

「歌いもの(うたいもの)」に分類される三味線音楽の1つです。歌舞伎舞踊の伴奏音楽として発生し、享保年間[1716年~1736年]末期から宝暦年間[1751年~1764年]にかけて発展しました。現在では「下座(げざ)」の演奏の多くも担当しているため、歌舞伎の音の表現において大きな割合を占めています。演奏者は、「唄方(うたかた)」と「三味線方(しゃみせんかた)」に別れます。舞踊の伴奏は舞台上で行なわれ、基本的に毛氈(もうせん)が掛けられた「雛壇(ひなだん)」とよばれる台の上に、下手(しもて)から「唄方」、上手(かみて)から「三味線方」が並びます。三味線は、繊細なメロディーを演奏するのに適している「細棹(ほそざお)」とよばれる高い音色の種類を使用します。出典:http://www2.ntj.jac.go.jp/

 

初心者にも分かりやすい解説付き♪

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ひなの会では、毎回満席となる人気の長唄演奏会です。出演者によるイラストを使った解説は大変好評で長唄を初めて聞く方でも分かりやすい内容となっているのも特徴です。今回は長唄の背景としてたびたび登場する吉原の解説コーナーが入るそうです。

 

 

長唄や三味線に触れやすいイベントですので、ご興味のある方はぜひ足を運んでみては如何でしょうか?

 

 

 ひなの会イベント概要

■日時:平成27年5月24日(日)開場13時30分 開演14時~終演16時00分予定

■公演内容:

長唄・三味線による演奏三曲、出演者による演目・楽器解説

■出演

長唄:今藤政子・今藤美知央・杵屋勝理恵 三味線:今藤政智・杵屋勝孝・杵屋勝くに緒

■入場料:

前売:一般2500円(学割1500円) 当日:一般3000円(学割2000円)(全席自由180席)

※平成27年3月24日より発売開始

■会場:

千代田区立内幸町ホール(東京都千代田区内幸町1-5-1)

地下鉄「内幸町」駅出口A5より徒歩5分 JR・地下鉄「新橋」駅より日比谷口・出口7番より徒歩5分

■お問合せ:ひなの会

Email  hinanokai.nagauta@gmail.com

TEL        090-8852-0592(杵屋勝理恵)

FAX        03-3724-6147

 

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この記事を書いた人
杵屋 勝くに緒
杵屋 勝くに緒 web

神奈川県生まれ。 伝統芸能に造詣が深かった父の強い希望で、幼いころより日本舞踊・三味線の道に進むことに。長唄三味線を七世家元杵屋勝三郎師、杵屋勝国師に日本舞踊を花柳幸衛師に師事。立教大学卒業後、東京芸術大学別科卒業。 各種演奏会、海外公演、ラジオ放送などに参加。演奏活動のほか学校普及事業や初心者向けワークショップなど後進の指導にも力を入れている。 平成24年より有志と長唄ひなの会を結成。長唄の普及を目指し初心者にもわかりやすい長唄演奏会を開催。毎回満席の人気公演となっている。

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