本日2015年4月28日から東京国立博物館にて国宝「鳥獣人物戯画」がお披露目となります。
誰もが一度は目にしたことのある、日本で最も有名な絵巻、国宝・鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)。墨線のみで動物や人物たちを躍動的に描いた、日本絵画史上屈指の作品です。全巻の修理を終え、その魅力を一新した鳥獣戯画の全貌をご紹介する展覧会をこのたび開催します。国宝の甲・乙・丙・丁4巻とともに、この4巻から分かれ、国内外に所蔵される断簡5幅も集結。現存する全ての鳥獣戯画をご覧頂けます。
また、鳥獣戯画の伝来した京都・高山寺(こうさんじ)は、鎌倉時代のはじめに明恵上人(みょうえしょうにん)によって再興され、今なお多くの文化財が伝わります。本展覧会では、高山寺ゆかりの至宝とともに、明恵上人の信仰と深く関わる美術作品を、かつてない規模で展観します。出典:http://chojugiga2015.jp/
目次
鳥獣戯画の見どころ
鳥獣戯画の全貌を一挙公開
日本美術史のなかで最も知名度の高い絵画作品のひとつ、国宝・鳥獣人物戯画4巻(甲・乙・丙・丁)のすべて、さらに同絵巻の一部が掛軸などに仕立て直された断簡(だんかん)を 国内外から集め一挙に公開します。国宝の4巻は、朝日新聞文化財団の助成によって2009年から4年の歳月をかけ、大がかりな解体修理が実施されました。本格的な修理は明治以降、実に100年ぶり。魅力を一新した鳥獣戯画を存分にお楽しみください。
鳥獣戯画の伝来した高山寺ゆかりの至宝をかつてない規模で展観
鳥獣戯画の伝わる高山寺は世界文化遺産にも登録され、日本最古の茶園があることでも知られます。学問寺として発展してきた高山寺には、貴重な聖教・典籍類とともに、多くの美術作品が伝えられています。同寺の歴史を物語る文化財やゆかりの寺宝とともに、魅力あふれる動物彫刻を紹介します。
高山寺中興の祖、明恵上人の信仰世界を探る
高山寺は、鎌倉時代の華厳宗(けごんしゅう)の僧、明恵上人が厳しい修行を実践したゆかりの寺。川端康成や白洲正子らを引きつけた上人の生涯は、女性を擁護し、多くの和歌を残し、自らの夢を筆録するなど、人間味豊かなエピソードにあふれています。国宝・明恵上人像(樹上坐禅像)や、上人自筆の賛がある国宝・仏眼仏母像(ぶつげんぶつもぞう)、新羅の高僧の物語を描く国宝・華厳宗祖師絵伝(けごんしゅうそしえでん)などを展示し、明恵上人のひととなりと信仰世界に迫ります。
出典:公式サイト
公式サイトではWeb巻物コンテンツが設けられていて、国宝・鳥獣戯画、甲・乙・丙・丁の全場面が公開されていますのでぜひ楽しんでみてください♪鳥獣戯画の関連グッズもたくさんあるのもファンには嬉しいですね。
鳥獣戯画の開催概要
開催機関:2015年4月28日(火)〜6月7日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
開場時間:午前9時30分 ─ 午後5時
(金曜日は午後8時、土・日曜、祝・休日は午後6時閉館、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
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