卑弥呼の時代から篤姫の時代まで!日本の女性衣装の歴史が8時代に渡って一堂に展示

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最終更新: 2015/10/22

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最終更新: 2015/10/22

 

神戸ファッション美術館にて、展覧会「日本衣装絵巻―卑弥呼から篤姫の時代まで」が開催されます。

日本の衣生活は、「和様の美」を外国の文化を取り入れながら形成してきました。古墳時代に見る埴輪の影響や、平安時代の宮廷文化の影響が見える優雅な重ね着など、様々な文化が交わりながら生まれてきました。また現代のキモノの形が明確に現れはじめるのは、室町時代以降とされています。

「日本衣装絵巻―卑弥呼から篤姫の時代まで」展では、かつて春の京都を彩った「染織祭」に蘇った、古墳時代から江戸時代の復元女性衣装、8時代100領が一堂にご紹介される内容となっております。染織の黄金時代とも称される当時、最高の技術をもった職人や研究者、有職故実が京都に集結し、史実を元に考証し、復元した傑作衣装の数々を、絵巻物を見るように堪能することができます。

 

【古墳時代<機殿参進の織女>葦絹薄鴇蔦文様衣】

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【平安時代<やすらい花踊>柳桜文様衵(赤地固地綾)】

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【江戸時代前期<小町踊>斜線取捩菊文様振袖】

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出典元:http://www.fashionmuseum.or.jp/

 

染織祭とは

昭和初期、経済不況の中、京都の基幹産業だった染織業の振興をはかるべく1931年(昭和6)から20年間、執り行われた祭。染織を司る9神を祀る「祭祀」と「女性時代衣装行列」で構成され、京都の葵祭・祇園祭・時代祭にならび「京都の四大祭」として、盛大に行われた。しかし、優雅な衣装行列は、日中戦争が始まると自粛され、戦争の混乱の中で人々の記憶から消えていった。

引用:http://www.fashionmuseum.or.jp/

 

また、本展をもっと楽しむ要素として関連イベントが多数開催されます。「機織り」を体験できるワークショップや、和菓子ユニット日菓による「日本の衣」を題材にした創作菓子と京都宇治の日本茶を愉しむ「茶屋」などあらゆる角度から、当時の文化を体感できる仕組みとなっていますのでぜひご興味のある方は公式サイトからも詳細をご確認ください!。

 

 

日本衣装絵巻―卑弥呼から篤姫の時代まで 展覧会概要

会期:2015年10月17日(土)〜2016年1月12日(火)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:水曜日、10月8日(木)~16日(金)、12月24(木)(12月23日(水・祝)は開館)、
年末年始(12月29日(火)〜1月3日(日))
入館料:一般500円、小中高65歳以上250円
※和装での来場者は、無料で入館可能。

 

 

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