2015年9月25日(金)〜10月5日(月)の間、東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて、画家・バルテュスの夫人、節子・クロソフスカ・ド・ローラさんの『ド・ローラ・節子の暮らし展』が開催されています。
目次
1年のほとんどを着物で過ごす
20世紀最後の巨匠と称えられた画家バルテュスの夫人、節子・クロソフスカ・ド・ローラさん。
節子さんが20歳の時に日本でバルテュスと出逢い、1967年に結婚した後、約40年に渡りヨーロッパの社交界で生活をされてきました。
バルテュスに「着物を着ていてほしい」と望まれ、祖母らから受け継いだ着物を身に付け、今でも一年のうちのほとんどを着物で過ごされている節子さん。
ヨーロッパの社交界においても、着物姿の節子さんの姿が見えると、その美しさに一目を置かれたと言われています。
現在の節子さんは画家、随筆家、作陶家として活躍する一方、バルテュス財団の名誉会長やユネスコ平和芸術家などの社会活動にも積極的に取り組まれています。
日本の和・西洋の伝統を上手に取り入れた、心豊かなグラン・シャレでの暮らし
バルテュスと共に過ごした、スイスの最大木造建築物である「グラン・シャレ」では、日本の和、そして西洋それぞれの素晴らしい伝統を上手に取り入れ、客人が来るとお料理や器、そしてテーブルコーディネートなどにもこだわり、心を尽くしたおもてなしを行われている節子さん。
グラン・シャレの庭でも、西洋の香りの高いローズや、日本の花など、四季折々の美しいお花や植物たちを育て、また家族のために手作りの品を時間をかけて作るなど、節子さんの愛情深さもうかがえます。
古い物を大切にし、生活に美意識を持って心豊かな美しい暮らしを過ごされており、多くの女性たちの憧れの的でもあります。
ド・ローラ・節子の暮らし展の見どころ
今回の『ド・ローラ・節子の暮らし展』では、節子さんがグラン・シャレで送る美しい暮らしの一部を垣間見ることができます。
節子さんが家族のために手芸などを行う「手芸の部屋」の再現や、大切に着られている愛用のお着物の数々、節子さんが実際に書かれた絵画や挿絵、スイス グラン・シャレの庭の再現や、客人をおもてなしする際のテーブルコーディネートなど。
実際のグラン・シャレの庭
世界でも通用する日本の美意識、和を取り入れた豊かな暮らし、素晴らしいお着物の数々、そして節子さんの女性としての美しく愛情豊かな生き方を体感できる企画展になっています。
お着物好きの方にも、和を取り入れた美しい暮らしに興味のある方にもおすすめですので、ぜひ期間中に足を運ばれてみて下さい。
バルテュス夫人、スイス グラン・シャレで活きる日々『ド・ローラ・節子の暮らし展』概要
2015年9月25日(金)~10月5日(月)
松屋銀座8階イベントスクエア(東京都中央区銀座3-6-1)
TEL:03-3567-1211
WEBサイト:http://www.matsuya.com/m_ginza/
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