【徳島・藍染め体験】深い青の上質感が魅力。藍染め体験をご紹介

徳島県伝統の藍染めとは

藍の葉を発酵させた「すくも」を液状にして染める方法が藍染め。深い青と上質感が魅力です。そんな藍染めが盛んに行われていた徳島県にある博物館「藍の館」で藍染め体験をしてきました。

今回はミニタオルをストライプに染めてみます!

 

藍染め体験①:準備

まずはタオルを木のストッパーできつく挟みます。挟んだ部分には染料が入らず染まらないので、白く残った仕上がりになります。
木で挟む代わりに輪ゴムで縛ったり、布の折り方を工夫したりして、円形やひし形など様々な模様を作ることもできます。

藍染め体験②:染め場へ

藍染めの原料「すくも」が液状になった水槽。お風呂よりも大きな水槽です。

藍染め体験③:藍の泡

水槽にはすくもを溶かした時にできる泡が。藍の華と呼ばれています。

藍染め体験④:水槽に漬ける

①で作ったタオルを水槽に漬けて1分程度待ちます。この間に藍の色素が布に付着。

藍染め体験⑤:引き上げて酸化

引き上げて空気に触れさせることで酸化させます。空気に触れさせた時に色が定着するので、水槽に漬けた時間は短くても長くても色は変わらないそう。「水槽に漬けて→空気に触れさせて酸化」の回数が増えるほど色が濃くなります。

藍染め体験⑥:漬けと酸化を繰り返す

色を濃くしたいので4回ほど漬けて→引き上げて酸化を繰り返しました。

藍染め体験⑦:洗う

ストッパーを外して冷たい水で洗います。

水に浸すと、緑がかっていた色から鮮やかな青になりました。

藍染め体験⑧:脱水

最後に脱水します。

完成!

できあがりです!ボーダーがちょっと斜めになってしまいましたが、それもまた味があるので満足満足。

何度も酸化させたので、深くてみずみずしい藍色に染まりました。

藍染め体験ができる藍の館へ行ってみよう

藍染め体験ができるほか、藍商人のお屋敷や江戸時代の藍作りの過程を再現した本格的な紙人形が見学できる藍の館。徳島にお越しの際はぜひ一度足を運んでみてくださいね。

見学の記事はこちら

江戸の藍商人の世界へタイムスリップ!徳島県の藍染め歴史博物館「藍の館」に行きました

日本を代表する染め、藍染めとは?藍染めとは、藍の葉を発酵させた「すくも」を液状にして染める染色方法。紅花染めとともに日本を代表する染色です。そんな藍染めが盛んに行われていたのが四国の徳島県…

〒771-1212 板野郡藍住町徳命字前須西
電話:(088)692-6317
開館時間:9時から17時
定休日:毎週火曜日(祝日はオープン)
藍染め体験:ミニタオル500円など
アクセス詳細はこちら→
http://www.town.aizumi.tokushima.jp/ainoyakata/annai.html
体験詳細はこちら→
http://www.town.aizumi.tokushima.jp/ainoyakata/taiken.html

 

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