振袖の帯揚げの結び方「一文字結び」のアレンジと帯締めの結び方|成人式や卒業式におすすめ
今回は、東京と大阪で開催しています、吉澤暁子きもの着付け教室代表。吉澤暁子さんによる、振袖の帯揚げの結び方「一文字結び」のアレンジと帯締めの結び方についてご紹介いただきました。
目次
振袖の帯揚げの結び方「一文字結び」のアレンジと帯締めの結び方|成人式や卒業式におすすめ
振袖の帯揚げの結び方「一文字結び」のアレンジと帯締めの結び方
簡単にできる振袖の帯揚げの結び方「一文字結び」の結び方を順を追って解説していきます。
手順1:帯揚げを根元から三分の一に折る
帯揚げを脇の下からしっかり三分の一の幅に折ります。
手順2:帯の段差に折りながら重ねる
帯の段差に合わせ、少し折りながら帯揚げを重ねていきます。
少し折りながら重ねることで、段差が無くなり綺麗に折ることができます。
手順3:端で帯の中に入れこむ
帯揚げの残りを端の方で、帯の中に突っ込んでいきます。
帯揚げが真っすぐになるようにしましょう。
手順4:引っ張りながら根元から三分の一幅に折る
帯揚げの上になる方も同じようにおこないます。
この時、軽く引っ張ってあげると折りやすくなります。
先ほどと同じように根元まで綺麗に三分の一に折っていきます。
根元の方もしっかり被せていきます。
手順5:上からなぞるように真っすぐに重ねる
根元までしっかり折った帯揚げを、上からなぞるように真っすぐ重ねていきます。
手順6:端を少し持ち上げて中に入れこむ
重ねていくと端っこが余りますので、余った端を少しだけ持ち上げます。
持ち上げた端っこを帯の中にもぐしながら、隠していきます。
重ねた帯揚げの上部分は、折り返すようにすると綺麗に真っすぐになります。
帯揚げの幅が左右同じになるように整えていきます。
手順7:【帯締めの処理】帯締めの結び目を少しずらす
真ん中にある帯締めの結び目を横に少しずらします。
左前ぐらいにすると綺麗なアクセントになります。
手順8:帯締めに挟むように輪っかをつくる
帯締めの飾り結びをしていきます。
右の紐を帯締めに挟むようにしながら、少し斜めに輪っかを作っていきます。
反対側も同様におこないます。
両方の紐を輪っかにすると、お花の形をした飾り結びができあがります。
一文字結びの完成
可愛く仕上がる帯揚げの「一文字結び」、簡単にできるので是非チャレンジしてみて下さい。
編集部おすすめ記事ピックアップ
<YouTube動画で販売促進|着物業界>
YouTube運用代行「カケアイ」
<YouTubeを活用して着物の販売促進をお考えなら!>
おすすめYouTube運用代行会社10選
趣通信編集部のアカウントです。いま、楽しむ日本の趣-omomuki をコンセプトに着物を中心に日本の伝統文化や和にまつわる話題を発信していきます。
その他の記事を読む