単衣や袷の季節の時期に楽しみたい!帯との着物コーディネート【青&ブルー】9選
暑くなる季節になると着ることが増える、単衣(ひとえ)や袷(あわせ)の着物。これからの時期には単衣の着物と袷の着物、そして夏着物を楽しまれる方も多いと思います。
目次
単衣(ひとえ)の着物と袷(あわせ)の着物の違い
単衣と袷の着物の違いは、反物(表地)を着物に仕立てるときに、裏地類をつけるものを袷の着物、つけないものを単衣の着物と呼びます。
単衣の着物は、春から夏にかけて暑くなってきた時期や秋から冬にかけての少し肌寒くなってきた季節など6月や9月の季節の変わり目の時期に着ることが多く、袷の着物は10月〜5月までの暑くない時期に着ます。
今回は、そんな単衣と袷の着物を中心に、エレガントな大人のムードを演出するのにピッタリな青やブルーの着物を帯とのコーディネートをあわせてご紹介させて頂きます♪
おすすめ着物コーディネート 袷(あわせ)の着物
ロマンチックな薔薇模様が光の加減で浮かび上がる瑠璃のような深い青の地に、やわらかく優しい風情を感じさせてくれる鹿の子模様も愛らしく染めだされた、ふわりとまるい花唐草が印象的な袷着物です。深く美しい青に、鹿の子型染めの清々しい白、薄霞の空のようなやわらかなアクアブルー、深みのあるオペラピンク、ノーブルなラベンダーが優しく浮かぶ、華やぎがありつつ気品ただよう色選びも心地よく、ぱっと目をひくインパクトと心はずむ愛らしさを楽しみつつも、エレガントな大人のムードで着こなしていただける優秀アイテムとなっています。
袷(あわせ)着物 帯コーディネート
アイボリーに薔薇水をとかしたようなごく淡いローズ色の地に、モノクロームと銀で染め出された花模様が幻想的な名古屋帯です。染模様に織りが重ねられた凝った技法が奥行きと深みを感じさせてくれ、さりげないこだわりが光る一本となっています。朝ぼらけの空のような優しい暈しも美しく、フェミニンでいて甘くなりすぎず、凛とした品の良さとほのかな甘さと愛らしさが調和した大人の女性ならではの魅力のある装いをつくりだしてくれそうです。
おすすめ着物コーディネート 袷(あわせ)の着物
瑠璃のような紺色をおびた深い青色地に、淡雪のような鹿の子の本絞りも味わい深く染め出された流れ星のような花模様が美しい袷着物です。
袷(あわせ)着物 帯コーディネート
薄桜色に、梅に桜、菖蒲や藤、鉄線、菊花などの四季の草花や、茅葺きの家、羽を休める小鳥が彩り美しく染め出された兵児帯です。
おすすめ着物コーディネート 袷(あわせ)の着物
大胆な向い鶴の地紋も美しい深みのある青の地に、朱色と藍と黄色の三色で染め出された蝶々のような遠州椿、楓のような大きな葉、遠目にはビンテージレースのようにも見えるお花の装飾丸模様、モダンな円モチーフなどの文様が、切嵌のようにあしらわれ、変わり市松のような大胆なデザインを描き出す、アンティークムードただよう袷着物です。
袷(あわせ)着物 帯コーディネート
黒地に、格調高い金と朱色で織り出された亀甲と大きな揚羽蝶文様が雅やかに美しい袋帯です。
おすすめ着物コーディネート 単衣(ひとえ)の着物
ほのかに紫をひめたような深い青の地に美しく映える澄んだ緋色と、余情ただよう墨色の濃淡で染め出された群れ咲く芙蓉のような花模様が詩情をさそう単衣着物です。
単衣(ひとえ)着物 帯コーディネート
深みのある綺麗な赤色の地に、ふわりと風に揺れるような涼やかなアザミの花もようが浮かび上がる絽の夏の名古屋帯です。
おすすめ着物コーディネート 単衣(ひとえ)の着物
プルシャンブルーとウィステリアブルーにルビーレッドの挿し色美しく、ハートのような四つ葉のクローバと十字が形作る紋章文様と大胆なジグザグストライプが織り出されたウールの単衣着物です。モダンファブリックのようなアートでスタイリッシュなかっこよさと、ヴィクトリアンデザインを思わせる優美で幻想的な詩情が調和した、かっこよさとフェミニンな愛らしさをあわせもつ万能アイテムです。
単衣(ひとえ)着物 帯コーディネート
ローズ・ピンクに、すっきりとした一筋のストライプがモダンなウール名古屋帯です。
次ページ>青の着物コーディネートをご紹介します。
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