【背が小さい人向け】サイズの大きい浴衣の着付け・きれいなおはしょりの作り方とは?
浴衣が楽しめる季節になってきましたね。いろいろなデザインのものがあって選ぶのが楽しいですが、小柄な方にとっては、できあがりの着物や浴衣のサイズが大きくて悩まれることがあるのではないでしょうか?
「でもやっぱりこれが着たい!」
そんな方の参考になればと思い、大きめのサイズの浴衣をおはしょりを調整して着れる方法をご紹介します!
目次
自分に合った浴衣のサイズとは?
できあがりの浴衣は、身丈165cm前後で作られていることが多いです。
一方、楽に着られる浴衣のサイズは「身丈=身長±3cm」です。
※身幅が広い場合
下前を体に巻きつけてしまうと、足さばきがわるくなってしまいます。
左の腰骨のところで表に折り返して着ると解決しますよ。
※身丈がちょっとだけ長い場合
腰ひもをいつもより高めに締めるだけでも解決します。
身丈がとても(5cm以上)長いと感じる場合
1.まず腰ひもを普通に締めます。腰ひもの下のシワをきれいに取っておきます。
2.下前を折りあげておはしょり部分を1枚にします。
3.次に胸ひもを締めます。衿元から下に向かって滑らせるようにしてから結びましょう。
4.帯を当ててみて、おはしょりをどのくらいの位置にしたいのかチェックしておきます。
※きれいに見えるおはしょりの長さは6センチくらいと言われています。
5.右手をおはしょりに差し込み、胸ひもで折りあげるようにして、良い位置まで引き上げます。
後も同じようにまっすぐに持ち上げます。
右脇に余っている部分は前の方にきゅっと寄せて中に入れてしまいます。
6.ひもをもう一本取って、5で引き上げた部分の真ん中あたりに軽く結びます。
そのあと、上側を下に折り返します。(3の胸ひもが見えるようになります)
7.伊達締めをします。この時、もし暑かったら3の胸ひもは外してしまっても大丈夫です。
あとは通常通り、帯結びに進んでください。余ったところは全て帯の中に収めてしまいましょう。
■この方法なら着くずれも直せます
6の手順を省いてしまってもきれいに着ることはできるのですが、その場合、衿の崩れや背中のシワなどをあとから直しにくいです。
ひと手間ですが、ぜひ試してみてくださいね。
▼浴衣の着付けに関してはこちらの記事をご参考に
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