伝統工芸品「博多織」が「新しい博多織」へ。博多織を用いた新製品など約70点が展示

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最終更新: 2015/02/27

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福岡を代表する伝統工芸品博多織。古くから着物の帯として全国的に親しまれていますが、最近はその美しい織模様を活かして洋服やバッグなどの身近な商品に使われることも増えてきました。伝統工芸でありながら、現代のライフスタイルに合った商品のニーズは年々高まってきていますよね。そんな伝統技術を守りながらも新たな解釈を加えて制作された作品展が福岡アジア美術館で開催されます。

 

この作品展は、「博多織デベロップメントカレッジ」の第7期研究科生・第8期生の卒業作品展として開催されます。博多織デベロップメントカレッジは、次代の担い手の育成を目指し、平成18年に開設されました。カレッジでは、大切な伝統を受け継ぎながら、現代人にも受け入れられる「新しい博多織」を目指し様々なカリキュラムが実施されています。そんな新しい博多織が見られる今回の作品展、帯や反物(着物を仕立てるための布)、博多織を用いた新製品など約70点が展示されます。今回はその中から事前に少しだけご紹介します。

 

「水面に華サクラ」

博多織

出典:http://asianbeat.com/

博多織の伝統的な献上柄(江戸時代に幕府に献上されたことに由来)に桜を入れた作品です。「サクラサク」の春を迎えた若い世代の人々にふさわしい色使いを目指しました。この他にも新しい感性で作られた帯が多数展示されます。

 

作品の展示のほかにも、機織りの体験コーナーやオリジナル博多織チャーム作りワークショップなどもあります開催されるそうです。博多付近や九州地方の方などはこの機会に伝統工芸に触れてみるのもいかかでしょうか?

 

【日時】平成27年2月26日(木)から3月3日(火)まで 10:00~20:00(最終日18:00まで)
【会場】福岡アジア美術館 8階 交流ギャラリー
(福岡市博多区下川端町3-1)
【主催】博多織デベロップメントカレッジ
【共催】福岡市
【後援】九州経済産業局・福岡県・NHK福岡放送局・福岡文化連盟・博多織工業組合・福岡県教育委員会・福岡市教育委員会・福岡商工会議所・(公財)福岡市文化芸術振興財団・西日本新聞社
【お問い合わせ】博多織デベロップメントカレッジ 092-472-5102

オリジナル博多織チャーム作りワークショップ
11:00~12:00 14:00~18:00 随時受付(各日先着30名・無料)
出来上がったチャームはネックレス・ブレスレットorストラップにできます。

 

 

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