静かな海と山の町大磯で1日体験 – お寺や自然の中で自分を再発見する贅沢な時間『eatreat』

[特集・取材]

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最終更新: 2015/08/12

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最終更新: 2015/08/12

 

健康的な生活が大事だとわかってはいるけれども、
忙しい日々の中では目の前の出来事にとらわれて、ついバタバタと過ごしてしまう…

リフレッシュのために美味しいと評判のお店に食事に行ったり話題のスポットに出かけたりしてその時はいい気分になっても、すぐに忙しい毎日に逆戻り。

それは実は、自分の身体が本当は何を欲しているかに気づいてあげられていないのかもしれません。
自分自身の身体の声に耳を傾け、自分で行うメンテナンスを体験できるプログラムをご存知でしょうか?

 

自分のための気づきと癒しの時間『eatreat(イートリート)』

都心からほど近い海の街、大磯。
観光客で賑わう湘南エリアのすぐ近くでありながら、大磯には静かでどこか懐かしい、落ち着いた時間が流れています。

ここに、自分への労りと気づきをもたらす素敵な場があります。
eatreat(イートリート)は、大磯の海・山・お寺で体験する1日リトリートプログラムです。

リトリートとは、
「日常生活から離れ、自然とふれあいながら、自分に気づき、自分を見つめなす時間をつくること」という意味があり、eatreat(イートリート)では、お寺での写経体験・呼吸法と姿勢のレッスン・山と海でのヨガなどのプログラムを通して、自分自身と向き合い、自分の身体と対話する方法を学びます。

少しだけ非日常を味わいながら、忙しい日常から開放されてゆったりとした時間の中で自分を見つめなおすひとときを体験できます。

このeatreatを主催するのは、ヨガ哲学に基づいた食事・運動指導サービスを行っているYOGA-FOODの山本奈津子さん。

portrait

 

管理栄養士である山本さんは、ヨガ・ピラティスのレッスンを行いながら、食生活指導・レシピ開発などに携わっています。
大磯でオーガニックフードを中心としたメニューを提供するカフェも経営されている山本さんにお話をお伺いさせて頂きました。

 

YOGA-FOODについて

lunch box

 

『食』という生きるために一番重要なテーマを中心として、何を食べるか(食事指導)だけでなく何を食べるべきかを感じるために必要な身体のケア方法(運動指導)にも目を向けた取り組みです。

美味しいものを食べると元気になりますよね。
でも、「食べたい!」と思ったものが、その時の自分の体調や気分にあった「必要なもの」だったらもっといいですよね。
管理栄養士としてクリニックや企業で食事指導やセミナーを実施していく中で、食べることを指導することが本当に正しいことなのかわからなくなった時期がありました。

そんな時、大切なことを教えてくれたのが「ヨガ哲学」でした。
私が指導するのではなく、本人が気づいて自ら実行することが大切なのです。
その為には、「食」だけ整えようとしても難しく、体と心の状態も整えてゆく必要があります。

普段の私たちの生活では、食事という行為そのものにとらわれて、自分が必要としているものに気づけなかったり適切なケアができなかったり。
忙しい毎日を過ごすのに精一杯で、身体や心のバランスを崩してしまいがちです。

美味しいものを食べてリフレッシュしたり必要な栄養素を補ったりするだけでなく、ヨガやピラティスを通して自分の状況に気づき、フィジカルな面からも自分の快適な状態を作るお手伝いをすること、それがYOGA-FOODの目的です。(山本さんより)

 

eatreat(イートリート)をはじめたきっかけは?

普段YOGA-FOODで行っているレッスンでは、食事指導・ヨガやピラティスのレッスンなどがありますが、食事・運動どちらかにフォーカスしてしまっていてなかなか全体の概念を伝えることができません。

YOGA-FOODのコンセプトを、様々な観点からよりしっかりと伝えるプログラムを作りたいと思っていた頃、縁あってオーガニックカフェをオープンすることになった「大磯」という土地は、私がイメージしていたプログラムに最適な場所でした。

都心からのアクセスが便利で且つ海と山が近く程よく自然と触れ合えるというだけでなく、レッスン会場を提供してくださっている妙輪寺様をはじめとして、地元の美味しい野菜を届けてくださる農家さんなど、地元の方々の後押しがあり、開催が実現しました。(山本さんより)

 

大磯という土地、そして福聚山妙輪寺について

eatreatでは、いくつかのプログラムを大磯に長く続く由緒あるお寺・福聚山妙輪寺で開催しています。
妙輪寺は、YOGA-FOODが普段開催しているヨガのレッスンにも場所を提供しています。

妙輪寺との出会い、お寺でレッスンをする意味について山本さんにお聞きしました。
myorinji

以前YOGA-FOODの料理教室を北鎌倉や茅ヶ崎で開催していたのですが、その教室に通ってくださっていた生徒さんが、私が大磯でカフェ『WiLLD』を始めることになったときに旦那様のご実家が大磯と教えてくださり、カフェを手伝っていただくことになりました。

そのご実家というのが妙輪寺さんだったのです。場所が、カフェから徒歩3分ほどでとても近かったことにもご縁を感じました。
妙輪寺では先代のご住職が、お寺でヨガや写経会などを開催して開かれた場所にしたいという考えをお持ちだったとのことで、
YOGA-FOODのコンセプトとeatreatの内容をご説明したところ、ご住職が納得してくださり、会場として本堂を使用させていただくことになりました。

ヨガはもともとインドを起源とする修行の一種で、仏教で座禅や写経を行い精神統一を行うこととヨガの実践目的は共通しています。

それに、綺麗に清められたお寺に入ると不思議に心がしん、と静まりますよね。eatreatはお寺に集合するところから始まりますが、お寺が持っているそういう不思議な雰囲気・力は、eatreatのプログラムを開始する場所としてぴったりなんです。(山本さんより)

 

tera-yoga

 

気になる『eatreat』のプログラムとは?

eatreatでは日を通して様々な種類のレッスンを体験することができます。会場は大磯の山・ビーチ、そして福聚山妙輪寺です。

具体的には、次のような流れで進められます。

 

妙輪寺にて呼吸法レッスン・姿勢レッスン

ご住職からのお話と写経体験・座禅体験

妙輪寺から近くの山へ移動

森林浴・山ヨガ

ランチタイムはオーガニック食材で作られたお弁当(山本さん経営のカフェ『WiLLD』のもの)

大磯の町を散策しながらカフェ『WiLLD』に移動し、休憩

最後にビーチへ移動し、海を眺めながらヨガ

 

お寺でのレッスンで、まずは静かに自分と向き合う間を作ります。
そのあとは少し身体を動かし、身体にやさしい食事で心身ともにリラックス。
大磯の町も楽しみつつまた身体を動かします。山、そして海で。

初めてのことが学べるワクワクや、久しぶりのことに感じる懐かしさ。

でも、eatreatの目的は決して「学び」だけではないと山本さんは言います。
山本さん「eatreatでは、最初にワークシートが配られ、レッスンの中で気づいたことを書きとめていきます。
大事なのは立ち止まることと、立ち止まって自分自身の変化に気づくこと。
日常から少し抜け出してただ自分のために時間を使う、それがeatreatの目的です。

人と人との優しく温かい触れ合いが感じられる町で、自分の心と身体に向き合う時間を作りませんか。
eatreat(イートリート)今後の開催日程・参加申し込みなど詳しい情報はこちら

eatreat(イートリート):http://eatreat.wix.com/eatreat

福聚山妙輪寺:http://myorinji.com/
Cafe&Catering WiLLD:http://cafewilld.wix.com/willd

問い合わせ先:YOGA-FOOD http://yoga-food.jp/

 

 

 

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