※こちらの記事は2017年1月に公開をした記事となります。
目次
竹久夢二ってどんな人?
竹久夢二は明治時代〜昭和初期に活躍した美人画イラストレーター。
日本の郷愁と西欧のモダニズムを組み合わせた夢二の作風は、大正ロマン文化の代表として現在も大人気です。
皆さんもきっとあちこちで夢二の作品を目にしているはず。
私も小学生以来の夢二ファンです。
東京・根津の東大前にある、弥生美術館と併設された竹久夢二美術館に向かいました。
素材提供:竹久夢二美術館
弥生美術館&竹久夢二美術館とは
弥生美術館と竹久夢二美術館は、
大正ロマン絵画のコレクターだった鹿野琢見氏により創設されました。
1984年に弥生美術館が開館、1990年に竹久夢二美術館が併設されています。
弥生美術館には夢二と同じく大正ロマンの代表的イラストレーター、高畠華宵(たかばたけ かしょう)の作品が常時展示されています。
こちらは高畠華宵による「草の上」。
素材提供:弥生美術館
3ヶ月ごとに企画展も行われており(1~3月/4~6月/7~9月/10~12月)、
今回の展覧会(※注:記事公開時の2017年1月)は「超絶入魂!時代劇画の神 平田弘史に刮目せよ!」。
ずば抜けた画力で時代劇画界に衝撃を与えた平田氏の初の本格的展覧会です。こちらは平田氏による「信長絵巻2 桶狭間出陣」。
素材提供:弥生美術館
弥生美術館に併設された竹久夢二美術館は、都内で唯一夢二の作品が鑑賞できる場所。
こちらも3ヶ月ごとに企画展が行われており、今回の展覧会テーマは「竹久夢二の春・夏・秋・冬ー四季の叙情 夢二絵ごよみー」。
夢二の、日本の四季への深い愛着が反映された作品が展示されています。
素材提供:竹久夢二美術館
「竹久夢二の春・夏・秋・冬ー四季の叙情 夢二絵ごよみー」の内容をご紹介
2フロアある館内は夢二の作品でいっぱい。常時約200~250点の夢二作品が鑑賞できます。
春
「南国ならば春が最も良い」と語った夢二。
著作本や絵のタイトルに「春」と付くものは多く、たびたび題材として取り上げています。
素材提供:竹久夢二美術館
夏
青い着物にうちわなど、涼やかな描写の美人画。
こちらは夢二の最愛の恋人、彦乃がモデルの作品です。
素材提供:竹久夢二美術館
秋
よく見るとサインは「夢路」。
初期の作品には使用されています。
素材提供:竹久夢二美術館
冬
「北国の冬の室内」が好きだとも語っている夢二。
雪を見るために東北を旅することもありました。
素材提供:竹久夢二美術館
雑誌の扉絵デザイン
それぞれのパーツの組み合わせ方、余白の取り方、今見てもとてもセンスのいいデザインばかりですね。
素材提供:竹久夢二美術館
素材提供:竹久夢二美術館
鑑賞後は夢二グッズが揃うミュージアムショップへ
ミュージアムショップにはたくさんの夢二グッズが販売されています。
夢二イラストのペンを発見。全種類揃えたくなる可愛さです。
次の週末は弥生美術館&竹久夢二美術館でゆったり過ごしませんか?
美術館を出ると併設の「夢二カフェ 港や」でコーヒーとケーキを楽しむこともできます。
次の週末は弥生美術館・竹久夢二美術館で大正ロマンの世界に浸りませんか?
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