きものを“着付ける”から“きものを学ぶ” まで!京都と東京で展開されている鞠小路スタイルを取材

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最終更新: 2017/02/27

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「着物を楽しむ人がもっときれいに、もっと楽しく着物を着られるようになってほしい」という想いから京都の烏丸と東京の日本橋で着物着付け教室を展開されている鞠小路スタイル。これまで趣通信でも鞠小路スタイルさんが開催されているイベントのご紹介をさせていただいたり、鞠小路スタイルさんから趣通信へコラム配信なども実施しております。

シンプルなメソッド、クリアな料金設定、少人数レッスンで着物が綺麗に着こなせるようになると評判の鞠小路スタイル代表である田中千衣子さんに今回、そもそも着物を着るようになったキッカケや鞠小路スタイルのお話し、そしてきものそのものを学ぶことが出来る「きものの学校」についてお話しをお伺いさせていただきました。

 

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(写真左・鞠小路スタイル代表 田中さん/写真右・趣通信運営責任者 藤森)

 

鞠小路スタイル代表・田中さんと着物のキッカケは?

2007年、京都市左京区にある一軒家の8畳の和室からスタートした鞠小路スタイル。もともと着物とは関係のない家庭で育った田中さんは外国語大学時代にロシア語を専攻されており、在学中にモスクワへ留学。留学中に現地の美術館を巡られたりされる中、日本のことをもっと知りたいと興味を持ち、帰国後も寺社仏閣や歌舞伎などを見に行くようになられたそうです。

 

初めて買った着物はなんと1枚500円

帰国されてから数年経った2004年。友人の方に誘われて訪れた天神さんとも呼ばれる北野天満宮での青空市で、山積みになった着物の中から田中さんが初めて買われた着物は、なんと1枚500円だったそうです。その時はまだ着付けのことも知らなかったそうですが、当時書店でお勤めをされていたのもあり、着付けの本を購入され、着物の着付けを学ばれたのが着物を着ることになったキッカケだったそうです。

ネットで着物を発信し始めたことで自然とコミュニティが生まれた

ちょうど田中さんが着物と出会った頃と同じくして、ご自身で楽しまれていたアンティーク着物のことなどを発信したいという想いからホームページを作られ、着物コーディネートや、着物でご友人の方々とお出かけされた様子などをホームページで紹介され始めたそうです。

2004年当時はアンティークでお洒落な着物スタイルや、個性的な和装ファッションなどを紹介されているkimono姫が発売されたのもあり、レトロやアンティークな着物が人気に。田中さんのホームページに設けられた掲示板でも読者とやり取りをしているうちに自然とコミュニティが生まれ、着物を着ての食事会やお出かけ企画など沢山の着物好きの方と交流をされていたそうです。

その後、環境の変化などもあり、一時的に着物での活動を休止されていた田中さん。活動を再開される際に、自己流の着方で楽しまれていた着物でしたが、しっかりと着付けを習ってみたいと思い、学んだことが鞠小路スタイルが始まるキッカケとなりました。

 

鞠小路スタイルとして着物着付け教室がスタート

昔から教えることが得意だったことから、着付けを教えることならできるかもしれないと思い、勉強をされたそうです。ご自身も着付け教室で上手く着れなかった経験があり、上手く着れる人と、そうではない人の違いはどこにあるのか?そんな疑問から、現在の鞠小路スタイルの着物着付けコースのカリキュラムも考えられているそうです。

着物を楽しむ人がもっときれいに、もっと楽しく着物を着られるようになってほしい

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鞠小路スタイルのレッスンでは、ワークショップなどは無く、“着物を着る”というレッスンしか無いのが特徴です。

「キレイな着付けはキレイなデザイン」をコンセプトに、着物をただ着られるようになるだけでなく、きれいにその人らしく着られるようになることにこだわって、着付けレッスンをしています。

鞠小路スタイルでは「着物の構造」と「人間の体の構造」を徹底的に研究し着物の布としての流れを活かして、それぞれの骨格にあわせた着付けをしています。本質的な理解と理論で着物の性質をきちんと活かしながら身にまとうので、長時間着ていてもラクで着くずれません。

鞠小路スタイルホームページより引用)

 

これまで延べ4,000人以上の方が着付けレッスンを受講されているおり、多くの受講生の方々が

「目からウロコが落ちました」

と感想を多く述べられるそうです。

シンプルな手順なのにすっきりキレイに着られる鞠小路スタイルのレッスンはカリキュラムを終えた受講生の方も、通い続けたいという方がいらっしゃるほどだそうです。しきたりや決まりごとだけにしばられず、着物を「着るもの」として独自の視点で合理的に観察し着る人のことを考えて組み立てられたメソッドは、着付けは堅苦しくて、難しいのではないかな?と思っていた方たちにとって、とても新鮮に映るそうです。

 

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