不器用な人でも手作り!簡単にできる兵児帯の作り方♪
趣通信スタッフのしーまんです。
私はいろんなものを手作りするのが大好きなのですが、先日和裁師の佐武美智子先生(プロきものスクール学院長)から簡単な兵児帯の作り方を教えていただいたので、ご紹介したいと思います!作業を進める中で、我流になってきていますので、悪しからず!
ただ、とっても簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください♪
目次
生地を買いに行きましょう
都内でいろいろな手芸用品が揃うところといえば、いろいろあるのですが、今回私は新宿のオカダヤを利用しました。生地はもちろん、手芸に関わる小物がだいたい揃ってしまうのでとても楽しいです。
新宿駅から、歩いて1分程度で到着するので、便利ですよ♪
■新宿オカダヤ本店 http://www.okadaya.co.jp/
住所:新宿区新宿3-23-17
兵児帯に必要な材料と準備するもの
①自分の好きな布 110cm幅 ×1m
柔らかい生地でも大丈夫ですが、凹凸のない生地を選びましょう。作る工程で接着芯をつけるので、スケスケのレース生地などは不向きです。
②接着芯 80cm幅 ×1m
※手芸やさんによっては「裏地」と書いてあるフロアにあります。
白など、表生地に響かない色のもので、片面をアイロンで接着できるタイプのものを選びましょう。表の生地がしっかりとしていれば柔らかいものを、柔らかい生地ならハリのあるものを選ぶと良いです。好きな硬さのものを選びましょう。80cm幅以上のサイズであれば、後でカットすれば調整できます。
③その他、準備するもの
・針
・手縫い糸(兵児帯の生地の色に近いものがおすすめ)
・アイロン
兵児帯の作り方
①接着芯を貼ります
まず、写真のように、表地の裏に接着芯を貼っていきます。両方とも1mの長さで切ってもらっているので、両端はほぼ長さは揃うと思います。
接着芯は写真のように、端に寄せて接着しさせてください。また、後ほど縫い合わせる両端のアイロンがけは、3センチほどかけないようにしてください。
接着芯の張り方は、高温にして、1箇所当たり15〜20秒ほどかけ、体重をかけて圧着させるのがコツのようです。
今回の兵児帯の作り方のポイントは、カットする前に接着芯を貼り付けることにあります!しっかりくっつけましょう!
②生地をカットします
下の写真のように、接着芯をつけたところを3等分(①〜③)に切り分け、接着芯を貼っていない④を二等分にします。
先に接着芯を貼り付けておくことで、カットしても端がほつれにくいです!
※写真は生地を購入した際に、表生地の方が少し長めに切られていたので、両端から表生地が少し出ていますが、本来であれば、同じくらいの長さになります。
③縫い合わせていきます
このカットしたものを、以下のように縫い合わせていきます。手書きですみません。④に接着芯をつけないのは、兵児帯のふんわり感を残すためです!
③と④−Bを縫い合わせたところの写真が以下ですが、このように表生地だけを端から1cmくらいのところでなるべく細かく縫ってください。もちろんミシンでOK!接着芯は縫いません!
表生地の縫い合わせた箇所を、縫い目のところで割り、アイロンをかけていきます。
割ったところの上に、接着芯をかぶせてアイロンで圧着させます。
①〜③の生地のつなぎ目は、以下のように接着芯を重ね合わせて圧着させてください。これで、多少荒い縫い目でも補強されます。
こんな風に縫って、アイロンがけをして接着芯の処理をしたら、これで兵児帯の完成です!結ぶ時には、縫い目が前に出ないように注意しましょう!無地よりも柄物生地の方が響きにくいと思います。
兵児帯を作ってみての感想
通常の兵児帯よりも、若干幅の細めの兵児帯となっていると思います。ご自身の好きな幅にして結んでくださいね!私の作ったような、色の濃い色の帯で作ると接着芯の白が目立ちやすいかもしれません。気になる方は、表生地を倍の長さ購入し、両面の接着芯で挟むことで、リバーシブル使えるように工夫してみてください!色違いにしてもいいですね♪
浴衣におすすめな兵児帯の結び方
浴衣におすすめな兵児帯の結び方も趣通信の公式YouTubeでご紹介をしております。
パタパタ結び、リボン結び、薔薇結びと簡単で可愛いアレンジとなりますので、ぜひご覧いただければと思います。
【浴衣】大人可愛い!兵児帯の結び方アレンジ3選(パタパタ結び・リボン結び・バラ結びの結び方)|簡単で可愛い帯結びアレンジ
編集部おすすめ記事ピックアップ
<YouTube動画で販売促進|着物業界>
YouTube運用代行「カケアイ」
<YouTubeを活用して着物の販売促進をお考えなら!>
おすすめYouTube運用代行会社10選
趣通信編集部のアカウントです。いま、楽しむ日本の趣-omomuki をコンセプトに着物を中心に日本の伝統文化や和にまつわる話題を発信していきます。
その他の記事を読む