【浴衣】簡単にできて可愛い!帯まわりの小物アレンジをご紹介
趣通信スタッフの紅子です。
お気に入りの浴衣も何度か着ると少し飽きてしまう、というお声があります。
そこで今回は、同じ浴衣と帯でも雰囲気を変えられる、帯まわりのアレンジをご紹介してみたいと思います。
本コラムは毎週、月曜日のお昼12時半〜趣-omomuki-のFacebookページ・Instagramアカウントにて配信をしております#趣ライブの第9回目「簡単にできて可愛い!帯まわりの小物アレンジ」の書き起こしとなります。
(浴衣の基本的な着付け方は以下の記事をご参考ください。)
関連記事:シンプルで簡単にできる!浴衣の着方・着付け手順をご紹介(動画あり)
目次
シンプルで簡単にできる!浴衣の着方・着付け手順をご紹介(動画あり)
簡単にできて可愛い!浴衣の帯まわりにおすすめな小物アレンジ
1.帯を折る
リバーシブルの帯でしたら、結んでしまってから前帯の外側一枚だけを折り返すことで雰囲気を変えることができます。
上から下、下から上、どちらも可能です。
このアレンジの時は、帯板の位置に注意してください。一巻き目と二巻き目の間に入れていると、折り返した時に見えてしまいます。必ず伊達締めと帯の間に入れてください。
また、折り返しは広めの方が安定します。3〜5cmは折り返した方がいいでしょう。
2.帯をねじる
これもリバーシブルの帯のときにお勧めのアレンジです。
帯を巻くときに、二巻き目でねじる方法です。180度で違う色を見せてもいいですし、360度ねじって同じ色に戻してもいいですね。
自分で結ぶ場合には、背中側(あとで前に来る)でねじるのは難しいので、脇でねじることになると思います。ねじったあとに「たれ」と「て」を結ぶときには、ねじった側と反対の脇で結ぶようにすると、バランスよくできますよ。
このアレンジの時も、帯板は伊達締めと帯の間に入れてください。
3.帯留、帯〆(帯締め)、帯飾り
最近は、半幅帯にも帯〆や帯留を飾りとしてつける方が増えていますが、ここも一工夫できます。
<帯〆二本使い>
帯留に帯〆を二本とおして、帯留を中心に交差したように使ってみるのはいかがでしょう?
帯留の位置も、真ん中だけではなく、少し横にずらしてみてもかわいいですね。
ちなみに、スタッフしーまんのお勧めは、なんと靴紐!ライブ配信中もご覧の皆様から驚きの声があがりましたが、「結びやすくて柔らかくて安い!」と良いことばかりのようです。
<帯留の代わりにブローチやバッジ、コサージュを>
帯留も、たくさん揃えるのも大変ですし、お気に入りのブローチやバッジ、コサージュなどを浴衣にも使えたら楽しいですね。
ブローチを帯留のように使う専用の金具もありますが、少しくらいなら針穴が残ってもいいかな、と思える場合には、帯に直接とめてしまって、その下を帯〆が通るようにする、という簡単な方法もあります。
<帯飾り(根付)の代わりにかんざしを>
垂れる飾りのついたかんざしをお持ちなら、それを根付のように帯に挿してみる使い方もできます。シャラシャラと揺れて涼しげです。
4.薄手のストール・長方形スカーフをプラス
まだなんとなくさびしいな、というときには、もう一枚、追加してしまいましょう。
帯揚げのように使ったり、長さに余裕があれば結んで後ろにまわしてフワフワとさせても華やかでかわいらしくすることができます。
気に入ったもの、やってみたいもの、何か見つけていただけたでしょうか。
浴衣は着物の中でも最もカジュアルな分類のものです。
ご自分の好みやセンスで自由にアレンジして楽しんでくださいね。
その他、暑さ対策の記事やサイズの大きい浴衣を着付ける方法などもご紹介しておりますので、ご参考になれば嬉しいです。
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