クリスマス・お正月に使える！着物・帯の着回しコーデをご紹介♪

趣通信編集部

2021/12/02

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１１月も終わり、１２月はクリスマス、そしてすぐに１月が来てお正月…ビックイベントが立て続けにやってきて、着物を着る機会も増えるのではないでしょうか？

やはりイベントごとにコーディネートを変えると楽しいですし、衣類にストーリーをもたせるのが着物の醍醐味。そこで今回は着物でクリスマスやお正月に使えるコーディネート着回し術をご紹介したいと思います！

着物１枚、帯３本で着回しコーデに挑戦！

よく着物屋さんが着物１枚買ったら、それにあわせる帯を３本持っているといいですよ〜と言うのを聞いたことがあります。確かに帯を変えるだけで着物の表情は変わるので、帯のバリエーションを増やしておくと、着物のコーディネートが楽しくなるかもしれませんね。

今回は、この黒い小紋に合わせたコーディネートをご紹介していきます。年末年始のイベントは、どれもパーティーやお正月など、華やかな席が多いと思うので、少し格調高く見える黒の小紋を選びました。黒を着ると気持ちが引き締まります。

この着物は母から貰った小紋ですが、この帯も母からのお下がり。いつもは着物も帯も母からのお下がりにするとどこか古臭くなりがちなので避けていますが、このコーディネートは大好きです。町娘風な気分になります。

そして、今回多用するのが、この帯揚げと帯締めのかけ合わせです。帯揚げはこの色が半分に分かれているものが大好き。出したい色を選べるのでいろいろな着物にあわせやすいです。一枚は持っていたいアイテムです！今回はクリスマスカラーのグリーンを多めに入れてみました！

クリスマスカラーといえば、赤とグリーン、後はゴールドなどのキラキラしたイメージですよね？

帯は赤系なので、帯締めと帯揚げでグリーンを入れて、さりげないクリスマスを表現。グリーンはユニセックスな色、植物の色なので、いろいろな着物に似合うと思っています。とくに抹茶色は日本の色なので、締めるとほっこりしますよね。

上の写真だけでお気づきになったかたもいるかもしれませんが、こちらの半衿はなんとクリスマス柄なのです。

サンタ、トナカイ、雪ダルマ、ジングルベル〜♪よーっく見ないとわからないさり気なさは、年齢を超えて取り入れやすいアイテムだと思います。また、こちらの写真のようにゴールドのボーターの柄半衿の場合は、クリスマスにかぎらずパーティーで活躍しそうです。

あけましておめでとう！と新年を迎えたら、いつもは華やかで締めないような帯もいいかもしれません。

こちらの名古屋帯も母のお下がりですが、年代感漂い、かつ名古屋帯で金が入っているので、着ていく場が少なく、なかなか締めることはないのですが、お正月ならこのくらい華やかに。帯締めと帯揚げは白っぽい感じにしてスッキリとまとめてみました。

私は羽織かウールのコートのどちらかの場合がほとんどです。羽織のなかでも便利なのは、こちらの小花柄の羽織。地の色は生成りです。いつもアンティーク系の羽織が多いため、ちょっときれいに着物を着たいときにはなんにでも合わせやすいこの羽織の色柄が便利です。

いつもは敬遠しがちな赤い道行も、お正月なら華やかに着やすいです。こちらは母の友人からのいただきもの。お母さんなどからのいただきものにはだいたい赤お道行きをお持ちではないでしょうか？いつもは「派手すぎ？」と、着るのが恥ずかしい赤の羽織ものも、お正月なら華やかに着ることができますよ。

すこしでも皆様のお着物コーディネートの参考になれば嬉しいです！せっかくのイベントが続きますので、なかなか着物をきる機会がない！という方も、この機会に着物を着ておでかけしてみてくださいね♪

趣-omomuki-がInstagramで募集している #趣着物に投稿いただきました皆さんの着物コーデ写真からもクリスマスコーデやお正月の着物コーデをご紹介させていただいておりますので、あわせてご参考にしてみてくださいね。

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