【帯結び】半幅帯で簡単にできる「カルタ結び」の結び方(動画あり)

趣通信スタッフの紅子です。今回は半幅帯で結ぶ「カルタ結び」をご紹介します。
この結び方は、車を運転するときや映画観賞をするなど、背もたれに寄りかかるような時にぴったりの結び方です。半幅帯で気軽に結べますので、浴衣に合わせてもいいですね。
目次
- 1 【帯結び】半幅で簡単にできる「カルタ結び」の結び方
- 2 【半幅帯】カルタ結びの結び方
- 2.1 【半幅帯】カルタ結びの結び方1. 前(お腹の方)で表に出したい方、上下を決めます。
- 2.2 【半幅帯】カルタ結びの結び方2. その向きに持ったまま、たれの長さを決めます。
- 2.3 【半幅帯】カルタ結びの結び方3. 印をつけたところを基準に、たれを下に垂らします。
- 2.4 【半幅帯】カルタ結びの結び方5. 帯下を持って、水平にぐぐっと引いて締めます。
- 2.5 【半幅帯】カルタ結びの結び方6. さらに半周、体の前で垂らしたたれにかぶる位置まで巻いて、クリップで留めます。
- 2.6 【半幅帯】カルタ結びの結び方7. 垂らしていたたれを胴に巻いた帯に対して垂直に、巻いた帯全部を包むように一周巻きます。
- 2.7 【半幅帯】カルタ結びの結び方8. 上記6で留めておいた手先をたれの端に沿って折り返し、もう一度クリップで留めておきます。
- 2.8 【半幅帯】カルタ結びの結び方9. 自分の好みで羽の長さを決め、見せたい方が表にくるようにたたみます。
- 2.9 【半幅帯】カルタ結びの結び方10. 最後にもう一度、上記7と同じようにたれ先を巻きつけます。
- 3 カルタ結びが緩む方は帯締めを活用
- 4 【帯結び動画シーンのみ】半幅帯で結ぶ「かるた結び」の結び方
【帯結び】半幅で簡単にできる「カルタ結び」の結び方
本コラムは毎週、月曜日のお昼12時半〜趣-omomuki-のFacebookページ・Instagramアカウントにて配信をしております#趣ライブ第32回「半幅帯で結ぶカルタ結び」を元に加筆・作成したものです。
■用意するもの
半幅帯
(もし持っていれば)ベルト付きの帯板
(あれば便利)和装クリップまたは洗濯バサミ
【半幅帯】カルタ結びの結び方
【半幅帯】カルタ結びの結び方1. 前(お腹の方)で表に出したい方、上下を決めます。
【半幅帯】カルタ結びの結び方2. その向きに持ったまま、たれの長さを決めます。
たれの長さは『帯幅の6倍』程度がよさそうです。たれ先を斜めに折りあげてから5回巻いて決めてもいいですし、cmで表現すると100cmくらいかなと思います。短いより長く取る方がいいです。和装クリップや洗濯バサミで印をつけておきます。
【半幅帯】カルタ結びの結び方3. 印をつけたところを基準に、たれを下に垂らします。
印を前中心に当て(帯板を付けている場合はクリップで固定して)、そのまま一周半、巻きます。帯を巻くより自分が回る方が簡単です。
【半幅帯】カルタ結びの結び方5. 帯下を持って、水平にぐぐっと引いて締めます。
【半幅帯】カルタ結びの結び方6. さらに半周、体の前で垂らしたたれにかぶる位置まで巻いて、クリップで留めます。
【半幅帯】カルタ結びの結び方7. 垂らしていたたれを胴に巻いた帯に対して垂直に、巻いた帯全部を包むように一周巻きます。
このとき、しわが寄らないように注意しましょう。
【半幅帯】カルタ結びの結び方8. 上記6で留めておいた手先をたれの端に沿って折り返し、もう一度クリップで留めておきます。
【半幅帯】カルタ結びの結び方9. 自分の好みで羽の長さを決め、見せたい方が表にくるようにたたみます。
巻いても蛇腹でもお好きな方でいいです。
【半幅帯】カルタ結びの結び方10. 最後にもう一度、上記7と同じようにたれ先を巻きつけます。
もし余ってしまったら折り返して帯の中におさめてしまいます。最後にクリップをはずし、右方向に回して背中に送って完成です。
カルタ結びが緩む方は帯締めを活用
もし、ゆるんでくる心配を感じたら、帯締めを通して固定しても安心ですね。
また、上記10で余ったたれ先を、しまいこまずに見せてしまうなどのアレンジも可能です。
文庫結びは寄りかかってつぶれるのが心配、かといって貝の口や吉弥結びはかっこよすぎるし…、というときに「カルタ結び」をぜひお試しください。
関連記事:【帯結びアレンジ】着物でのおでかけに便利♪ぺたんこ半幅帯結び5選!
【帯結びアレンジ】着物でのおでかけに便利♪ぺたんこ半幅帯結び5選!

【帯結び動画シーンのみ】半幅帯で結ぶ「かるた結び」の結び方
編集部おすすめ記事ピックアップ
<YouTube動画で販売促進|着物業界>
YouTube運用代行「カケアイ」
<YouTubeを活用して着物の販売促進をお考えなら!>
おすすめYouTube運用代行会社10選

着道楽だった祖母の影響でアンティーク着物の美しさの虜になり、そのまま着物が大好きになりました。お手入れしながら長く大切に着られるところに魅力を感じます。 もっと気軽に、いろいろなところに着物でお出かけしたい!今さら訊けないことから便利グッズまで、少しでも着物が身近に感じられるような内容を、私自身も勉強しながら発信していければと思います。よろしくお願いいたします!
その他の記事を読む