今回は、キモノスタイリストfunny coco(ファニーココ)の山崎佳子さんによる、兵児帯を使用した「リボン結び」の結び方や兵児帯と三重紐を紹介します。
目次
- 1 【帯結び】兵児帯「リボン結び」の結び方|浴衣・着物におすすめ♪
- 2 兵児帯「リボン結び」に使うアイテム1:三重紐
- 3 兵児帯アイテム
- 4 兵児帯で作るリボンの結び方
- 4.1 手順1:手先を60㎝程残して帯を巻く
- 4.2 手順2:帯板を背中まで入れる
- 4.3 手順3:帯板を入れ終わったら正面で帯を一つ結びする
- 4.4 手順4:右側のたれ先を広げて羽を作る
- 4.5 手順5:残りの帯を肩幅より少し広めに折る
- 4.6 手順6:最後に残った帯を折る
- 4.7 手順7:真ん中の線(ガイドライン)を摘みながら3つ山ひだを作る
- 4.8 手順8:片方の帯を上から手先を作った山に巻き付ける
- 4.9 手順9:巻き付けた帯を下から中に通す
- 4.10 手順10:リボンになる真ん中の部分の幅の太さに巻き付けた帯を合わせる
- 4.11 手順11:手先を帯の中にしまう
- 4.12 手順12:両端のリボンの形を整える
- 4.13 手順13:リボンを立たせて完成
- 4.14 手順14:リボンを後ろに回す
- 5 完成
【帯結び】兵児帯「リボン結び」の結び方|浴衣・着物におすすめ♪
兵児帯「リボン結び」に使うアイテム1:三重紐
まずは、兵児帯でリボン結びをするために付かうアイテム、三重紐の紹介です。
自装用三重紐
振袖に使用する一般的な三重紐はサイズが少し太かったり、素材がナイロンやポリエステルだったりと身体に食い込んで痛かったり滑ったりします。
こちらの三重紐は、人に結ぶ時に使用するものです。
一方こちらは、自分で結べるようにアレンジした自装用三重紐です。
振袖に使用するものよりも細く、紐の長さも長くなっています。
今回は、こちらの自装式の三重紐を使って帯結びをしていきます。
兵児帯アイテム
funny coco(ファニーココ)で取り扱っている兵児帯やアイテムをいくつか紹介していきます。
1つ目:リバーシブル織り兵児帯
リバーシブルになっているため表裏、両方使用できます。
表裏両方の上下のレースの幅が違うので、折った時に色々な雰囲気になります。
2つ目:雪の結晶crystal of snow兵児帯
雪の結晶のデザインで大人の雰囲気ある兵児帯です。
帯の裏面は金色で華やかさがあり、裏にも雪の結晶をあしらっています。
夏冬とも使え、涼しげのあるデザインになっています。
3つ目:レーシーちゃん(三重紐にレースを付けたもの)
モチーフを作ってパタパタ結びを合体させた帯結びをしていきますが、その場合にはこちらのレーシーちゃんを使用します。
レーシーちゃんは、先ほど上記で紹介した自装用三重紐にレースを付けたものです。
前で結ぶと帯揚げっぽくなり、後ろで結ぶとリボンが見える形になります。
いろんな形で使えるためとても便利です。
レーシーちゃんは、funny coco(ファニーココ)オリジナルのアイテムです。
兵児帯で作るリボンの結び方
兵児帯を使用したリボン結びの仕方を実践していきます。
手順1:手先を60㎝程残して帯を巻く
手順2:帯板を背中まで入れる
手順3:帯板を入れ終わったら正面で帯を一つ結びする
帯を縦にもして、しっかり結びます。
手順4:右側のたれ先を広げて羽を作る
広げた方を裏返します。
手順5:残りの帯を肩幅より少し広めに折る
手順6:最後に残った帯を折る
上の羽は、下の羽より少し小さめに作ります。
指を使いながら上手に微調整していきましょう。
手順7:真ん中の線(ガイドライン)を摘みながら3つ山ひだを作る
手順8:片方の帯を上から手先を作った山に巻き付ける
手順9:巻き付けた帯を下から中に通す
通した帯をしっかり引きます。
手順10:リボンになる真ん中の部分の幅の太さに巻き付けた帯を合わせる
手順11:手先を帯の中にしまう
手順12:両端のリボンの形を整える
手順13:リボンを立たせて完成
リボンを横に寝かせても可愛いです。
手順14:リボンを後ろに回す
完成
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