5月2日から10日までCOREDO室町で開催されている「わーと日本橋」。和文化を伝統的視点とアートイベントの視点から捉えて新しい文化発信を目指し、今回初開催された「わーと日本橋」の初日に行ってきましたのでその様子を2回に分けてご紹介します。今回はCHIKAKENさんによる竹あかり演出を中心にご紹介させて頂きます。(前回記事はコチラ)
まずは簡単ではありますが、CHIKAKENさんのプロフィールをご紹介させて頂きます。
目次
CHIKAKEN(ちかけん)プロフィール
竹あかり演出家・プロデューサ ー。活動拠点は熊本。池田親生(ちか・写真左)1982年福岡生まれ。三城賢士(けん・写真右)同年熊本生まれ。共に崇城大学工学部建築学科で、竹あかりを活用した「まつり型まちづくり」を学ぶ。07年社会を冒険するファクトリーとして「ちかけん」を設立。「人と人」、「人と場所」、「人と自然」を繋ぐ竹あかりの制作・プロデュースをベースに、竹林整備、竹堆肥竹炭販売など環境循環型の活動を展開。お祭りの演出のほか、東京「明治記念館」、「赤坂サカス」、日本橋「COREDO室町」のイルミネーション、山のシューレ「坂本龍一コンサート」、「ap bank fes」など新たな分野の演出でも活躍し、「竹あかりの魅力」を伝えている。
「和-ART」な空間を竹あかりで演出
photo by 趣通信編集部
展示会場に向かう入り口からCHIKAKENさんによる竹あかりのオブジェが迎え入れてくれます。今回のわーと日本橋では、竹を使って「きもの」をもっとドラマティックに、もっとエレガントに、もっと鮮やかに、魅せます!というコンセプトのもと展示会場でも至る所にCHIKAKENさんによる竹あかりの演出が施されています。
その中でも一番の目玉は、空中竹茶室です。
CHIKAKENプロデュース空中竹茶室
“作るではなく創る、見せるではなく魅せる、竹あかり演出。和の精神を空間の細部まで宿せるかを最後まで考えます。和が持つ表面だけではない美しさを感じてほしい。”わーと日本橋パンフレットより引用
今回のメインオブジェでもある空中に作られた竹茶室。やわらかく、そして幻想的な演出となっている竹茶室は展示会場の中心エリアに立てられています。
竹茶室の中では期間中、ひかりの茶会@わーと日本橋として星霜軒(せいそうけん)さん主催のお茶会が開催されています。
ひかりの茶会
ひかりの茶会では毎日変わるお菓子とお茶を楽しむことが出来ます。ひかりの茶会を申し込んだ後に順番が来るまで会場の展示を楽しんでらっしゃる方も多くいらっしゃいました。ひかりの茶会の詳細は以下になりますのでご参考まで。
5/2(土)〜5/10(日) 第一回目 11:00〜
期間中毎日開催 一日あたり100名様を予定 ¥1,000(茶室入場、茶菓含む)
お茶券は当日、開場時間より、5階茶室付近のお茶会受付にて販売いたします。
11:00~、11:45~、13:00~、13:45~、14:30~、15:30~、16:15~、17:00~
星霜軒公式ホームページ:http://seisou-ken.com/
自分だけの竹あかりを作れるワークショップも人気♪
会場内で演出されている竹あかりですが、見るだけではなく、実際に製作体験ができるワークショップも開催されています。竹に自分でデザインしてドリルで穴をあける自分だけのオリジナルの竹あかりが作れるとあってとても人気となっています。CHIKAKENさんにも教えてもらえます。
皆さん、着物姿でもドリルで竹に穴を空けてオリジナルの竹あかり作りに熱中されていました!
竹あかりを新たな日本文化にCHIKAKEN
今回のわーと日本橋で着物コーディネートとあわせて、注目の竹を使った空間演出「竹あかり」。
幻想的な演出でいながら、温かみを感じさせる竹あかりが作り出している、わーと日本橋の雰囲気は時間の経過を忘れてしまうほど、とても居心地が良いものでした。そんな竹あかりに対するCHIKAKENさんの想いやこれまでの竹あかりのギャラリー、またインターネットでもお求め可能なランプシェードなど公式サイトでご覧になられますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
公式サイト:http://chikaken.com/
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/chikaken.takeakari
わーと日本橋もいよいよ9・10日の残り二日間の開催ですので、ぜひご都合つく方、お近くの方は足を運んでみてはいかがでしょうか?
わーと日本橋イベント概要はコチラ
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