東京オリンピックへ向け「着物で世界をひとつにつなげたい」日本文化を広げる取組みをご紹介
大学時代に多くの留学生と共に過ごしながら、改めて日本の歴史や文化について学んできた高山貴久美氏、京都に着物をつくる工程を見に行ったことがきっかけで着物の道に目覚めた刑部優美帆の2名がTEDxShimizuのステージに登壇。
髙山貴久美(Kikumi Takayama)
一般社団法人 イマジン・ワンワールド 理事
福岡県久留米市生まれ。当時、設立2年目だった立命館アジア太平洋大学に入学。世界各地(当時90カ国近く)から集まる国際学生が半数を占め、教員も半数が外国籍という多文化・多言語の環境に身を置いたことが、日本のすばらしい文化のひとつ「着物」を見直すきっかけとなった。時代の変化で「この人にしかできない」職人技が失われつつある現状を憂い、2020年東京オリンピックに向けて、職人たちの手で196カ国を着物で表現、それを着て日本でおもてなししようという「IMAGINE ONE WORLD KIMONO PROJECT」を高倉慶応氏とともに立ち上げ。2014年11月、先行して制作されたブラジルや南アフリカなど6カ国分を披露するショーを東京・日本橋で開催した。
刑部優美帆(Yumiho Osakabe)
一般社団法人 イマジン・ワンワールド
蝶屋株式会社
静岡県湖西市生まれ。静岡県立湖西高等学校卒業後、自動車工場に7年勤めながら、外国人バーで働く。いろいろな国の方に出会い、それぞれの国の良さとともに、日本の良さを知る。日本について自分で語れるものを持ちたいと、Facebookで知り合った久留米の呉服屋を伝って着物の世界へ。世界へ向けての友好、平和のメッセージでもあり、呉服業界としてのチャレンジでもある「IMAGINE ONE WORLD KIMONO PROJECT」の一員として、世界に日本文化を発信しようと挑戦を続けている。
着物が作られる裏側のエピソードや、着物に込められた「思い」について語りました。高山氏と刑部氏は2020年東京オリンピックに向けて、196カ国を着物で表現し、それを着ておもてなしをする「IMAGINE ONE WORLD KIMONO PROJECT」に参加。
スピーチの最後には南アフリカ共和国やツバルをテーマにした艶やかな着物が登場しました。(TEDxShimizu2015 より)
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