徳島県の和三盆「阿波和三盆」の作り方を製糖所で見学しました!

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最終更新: 2017/02/10

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最終更新: 2017/02/10

 

とろんとした口当たりと優しい風合いが魅力のお砂糖「和三盆」

普通のお砂糖とはちょっと違う、とろんとした口当たりと優しい風合いが魅力のお砂糖、和三盆。和菓子の材料になったり、花や札の形にしてお茶菓子にしたりします。原材料の刈り入れ時期が限られていたり精糖の工程で量が減ってしまうことなどから、一番高価なお砂糖のひとつ。

和三盆の主な生産地は徳島県東部。ここで作られる和三盆は「阿波和三盆」と呼ばれます。

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阿波和三盆の歴史

阿波和三盆の始まりは、徳島県北部では土地の水はけが良すぎるため米作りに向かず、米の閑散期に砂糖作りを始めたことそう。
言い伝えでは、200年前に旅の修行僧がその地に立ち寄った時、米作りができず困っていたこの土地の人に九州で同じように米作りがしづらい地域でサトウキビを作っていることを伝えたとのこと。それを聞いた若者が単身で九州に赴き、極刑のリスクを抱えてサトウキビの苗を持ち帰り、徳島に栽培の礎を築いたそうです。
こうして作られてきた徳島の和三盆が阿波和三盆。「阿波」とは徳島の昔の名称です。

阿波和三盆の作り方を岡田製糖所で見学

今回は阿波和三盆の製糖所、岡田製糖所に見学に行きました。
日本で唯一、200年前の手作りの製法で和三盆を作り続けている製糖所です。

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阿波和三盆の作り方

写真は原材料のサトウキビ。黒糖は沖縄、精製した砂糖は南米などからサトウキビを仕入れていますが、阿波和三盆のサトウキビは周辺の農家で作っているのだそう。

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阿波和三盆の作り方①:アク抜き・煮詰め・冷却

それでは阿波和三盆を作る過程を見ていきましょう。まずはサトウキビから絞り出した砂糖のエキスを火にかけて苦味であるアクを抜きます。さらに煮詰めて粘りを出し、かめに移して冷やします。こうしてできたのが白下糖。蜜が含まれているので茶色です。

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阿波和三盆の作り方②:蜜抜き

職人さんが手作業で白下糖から蜜を抜きます。

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木綿の布に包んで重しをつけ蜜を抜く「押し」、水分を加えながら練る「研ぎ」。これを5回繰り返すと、蜜が抜けて白くなります。

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阿波和三盆の作り方③:仕上げ

こうして精製したものを型に入れ、ゆっくり乾燥させます。素朴な風合いのかわいいお砂糖ができました!

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お茶菓子や和菓子の材料に

お茶菓子や和菓子の材料としても重宝される阿波和三盆。手作りの和三盆にしか出せないまろやかな風合いです。熱いお茶と一緒に食べてほっとしませんか?

岡田製糖所のオンラインショップはこちら→
http://www.wasanbon.co.jp/shop/index.svlt

 

 

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この記事を書いた人
ちあき
ちあき

趣通信編集部スタッフの島田ちあきです。 着物デザイン事務所で働いたことがきっかけで着物好きに。 趣味は海外でアートな写真を撮ること、イラストを描くこと。 着物コーディネートや和グッズの情報はもちろん、普段はなかなか見えない、背景にあるモノづくりの情報も発信していきます♪

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