大切な着物のお手入れ・クリーニング方法② シミの正体・たとう紙での保管方法
彩徳さんのおすすめ保管方法 自作タトウ布の作り方
■準備するもの
・白生地 約 100cm×100cm
※着物が大きな方は少しほど大きめにカット。安い綿生地で OK です。
・大きめの鍋または洗面器
・水
■手順 (目的‐糊抜きをする)
①鍋・洗面器に 40 度くらいの湯をいれる
② 湯に 30 分くらい白生地を浸す。 ※どんどんぬるくなって構いません。
③取り出して、水またはぬるま湯で糊を洗い流す(その際に石鹸は使わないように)。洗濯機でもOK。
④乾かす(タンブラー乾燥は避ける)
⑤大切な着物をくるんで保管する。
布は、1 年に 1 度くらい取り出して沸騰した鍋で煮沸消毒(3分間)すれば何度でも使えます。
この際も石鹸は使わないでください。出来るだけ日光乾燥で太陽光に当ててください。
いかがでしたでしょうか。大切な着物をきれいなままで保管するために、ちょっと気を付けて着物を見てみてはいかがでしょうか?
次回の記事では、汗染みへの対処法や防水加工についてのお話をしようと思います。
※6月27日更新
第1回:大切な着物のお手入れ・クリーニング方法① ”着物の医者” と呼ばれる染色補正職人のお仕事を知っていますか?
第2回:大切な着物のお手入れ・クリーニング方法② シミの正体・たとう紙での保管方法
第3回:大切な着物のお手入れ・クリーニング方法③ 汗染みに対する応急処置と一番の着物の保管方法
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