【浴衣】浴衣やよそゆき浴衣に合わせる帯は何がオススメ?
もともとは湯上がりなどに着るくつろぎ着だった浴衣。高級感のあるものが登場したことや、和装というだけでよそゆきに感じられる時代背景もあり、装いによっては街着としても着られるようになりました。そんな浴衣とよそゆき浴衣、浴衣に合わせる帯はどんなものがオススメかご紹介します。
目次
浴衣
平安時代に沐浴をする際に着用した湯帷子(ゆかたびら)が原型とされる浴衣は、今や夏の遊び着として欠かせない装いとなりました。素材は木綿だけではなく、麻混(あさこん)や化繊などさまざまで、伝統的な藍白からポップなものまで多彩に登場しています。
着物に比べて安価なため、毎年新調される方も多いようです。遊び着なので、自由に着こなせるのも浴衣ならではの楽しみです。素足に下駄で装う場合には、洋服でいえばTシャツにジーンズ、素足にサンダルで行ける場所に着ていきます。
浴衣の着付け方はこちらの記事を参考に:シンプルで簡単にできる!浴衣の着方・着付け手順をご紹介(動画あり)
よそゆき浴衣
浴衣の基本素材は木綿地ですが、同じ木綿地でもごく薄い生地の綿紅梅(めんこうばい)や、透かし織の綿絽(めんろ)など、上質の生地もあります。名古屋帯や袋名古屋帯を合わせればお出かけ着になります。足袋を履けば、おしゃれなレストランに行くことができ、ジャケットを着た男性と並んでも見劣りしない着こなしになります。
帯をお太鼓にする場合の帯揚げは、ほとんど見えないようにしましょう。足袋を履く場合も、履物は草履ではなく下駄を合わせます。
浴衣の帯結びにおすすめ!よそゆきにはお太鼓結び♪
浴衣に合わせる帯は、8寸幅(約30センチ)より幅の細かい半幅帯が基本です。やわらかい布をかがっただけの兵児帯 (へこおび)を結んでもよいでしょう。帯結びによって着姿の印象が変わります。よそゆき浴衣なら、夏素材の名古屋帯や袋名古屋帯も合います。
遊び着には「半幅帯」で帯結び
半幅帯なら初心者の方でも結びやすいためオススメです。帯結びで印象が変わるので、結び方を研究するのも楽しいものです。裏表で柄が違うリバーシブルの半幅帯なら、よりバリエーションが楽しめます。幅広でやわらかい兵児帯も遊び着向きです。初心者でも簡単に結べて、華やかさが出ます。
関連記事:簡単にできる!浴衣の帯結びおすすめの結び方・アレンジまとめ(半幅帯・兵児帯)
よそゆきなら「名古屋帯」で帯結び
食事やショッピングなどに着て行ける、おしゃれ着として装う上質な浴衣には、お太鼓結びができる名古屋帯や袋名古屋帯を合わせると、着物風の着こなしが楽しめます。紗(しゃ)や絽紬(ろつむぎ)、麻、木綿などの素材が涼やかです。半幅帯を合わせるときは、帯の格を落とさないように気をつけます。結び方でボリュームを出したり、帯締めをしたり、お出かけ着として装いましょう。
関連記事:【帯結び】名古屋帯で結ぶ「お太鼓結び(一重太鼓)」の結び方をご紹介
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関連記事:【帯結び】3分で簡単に結べる!お太鼓作り帯の結び方(動画あり)
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浴衣を着物風に着こなす方法はこちら
浴衣というと、お祭りや若い女性のイメージもあり、大人の女性たちにとっては、浴衣で街にお出かけするのはちょっと…という悩みをお持ちの方もいらっしゃるようです。そういった場合は、浴衣を「着物風」に着こなすことで、大人の女性でも、浴衣を上品に楽しむことができます。
また、浴衣を「着物風」に着こなすことで、花火大会や夏祭りだけでなく、お食事会や観劇・美術館など、着て行ける場所の範囲が広がります!せっかく購入した浴衣なら、花火大会だけではなく、「着物風」の着こなしで、様々な場所へお出かけしてみませんか?
関連記事:浴衣は着方でこんなに変わる!浴衣を上品に着物風に着こなす3つのポイント
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