【着付け】帯揚げをきれいに結ぶコツや帯揚げアレンジをご紹介!(帯揚げ処理の動画付き)
趣通信スタッフの紅子です。
着物を着る手順の最後、帯揚げの処理が苦手という方は少なくありません。
先日配信した#趣ライブではゆっくり解説しましたので、初心者さんはもちろん、少し着なれた方にもぜひ見ていただきたいです。
基本的な手順はこちらでもご紹介していますので、よかったらご覧ください。
関連記事:帯揚げをきれいにつけたい!帯揚げの美しい作り方・結び方
目次
帯揚げをきれいにつけたい!帯揚げの美しい作り方・結び方
今回は、配信された動画の中で紹介された「コツ」をピックアップしてみました。参考にしていただけたら嬉しいです。
本コラムは毎週、月曜日のお昼12時半〜趣-omomuki-のFacebookページ・Instagramアカウントにて配信をしております#趣ライブの第12回目「帯揚げの結び方」を元に作成したものです。
帯揚げをきれいに結ぶコツ・その1〜素材の選び方〜
帯揚げにはいろいろな生地があり、価格も高価なものから手ごろなものまであります。
結んだ時のシワが気になる、という方には縮緬(ちりめん)や絞りなどが、シワがめだちにくくておすすめです。
縮緬の帯揚げ
絞りの帯揚げ
帯揚げを季節で分けると大きく「盛夏用」「それ以外」の二つに分類されます。透け感のある「盛夏用」は盛夏(6月下旬〜8月)以外に使うことはできませんが、「それ以外」は、ご自分が暑くなければいつ使っても大丈夫です。
今回ご紹介した動画でも、夏帯ですが透け感のない帯揚げを合わせています。
フォーマルは別にして、ご自分の楽しみとして着物を着る場合にはあまり難しく考えず、着物や帯の色や質感とのバランスを見て選んでよいと思います。お手持ちのスカーフなどを上手にアレンジするのも楽しいですね。
帯揚げをきれいに結ぶコツ・その2〜帯枕の紐〜
帯揚げを結ぶ前に帯枕を着けることが多いと思われますが、帯枕の紐は前でギュッと結んだあと、結び目を帯のなかに深く(帯幅の半分くらいまで)入れ込むようにしましょう。こうすることで帯枕が体に密着して着くずれを防ぐことができると同時に、帯揚げの余った部分をしまうスペースを作ることができます。
#趣ライブの映像より
帯揚げをきれいに結ぶコツ・その3〜人差し指を上手に使う〜
まず帯枕にかけた帯揚げを前で四等分にたたみますが、たたんだあと、内側に人差し指を入れて前から後ろにすーっと滑らせることで脇がすっきりとします。
また、結び目を引き締める時にも人差し指を結び目に入れながら結ぶことできれいな俵型の結び目を作ることができます。
帯揚げをきれいに結ぶコツ・その4〜ふっくらと仕上げたいときには〜
結んだあと、余った帯揚げを帯の中にしまわずに、帯の上線にある帯揚げの中に詰めることでふっくらと仕上げることができます。
帯揚げをきれいに結ぶコツ・番外〜どうしてもきれいに結べないときは〜
一回しか結ばない、という方法があります。
1.通常と同じように左を上にしてひと結びし、結び目を立てます。
2.下になった方を、そのまま帯の中におさめます。
3.上に残った方を、好きな幅にたたみ直します。結び目から5〜10cmの範囲だけきれいならOK。
4.その状態をキープしたまま帯揚げの端に近い方を帯のなかにおさめます。
5.結び目を包むようにして、結び目に近い方は体と帯揚げの間におさめます。
帯揚げの処理に悩む人が多いということは、工夫している人も多いということ。
今回ご紹介した以外にも、きれいに結ぶコツや方法があると思いますので、ぜひ研究してみてくださいね。私たちも、またご紹介していきます!
帯揚げをきれいに結びたい!帯揚げの結び方を動画でご紹介
#趣ライブでは毎週月曜日の12時半〜、以下の趣-omomuki-のSNSアカウントにて15分程度配信しております。
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