帯にも反物があり、通常は芯を入れて仕立てます。ここでは、帯の仕立て方や柄づけの種類を紹介致します。
帯の仕立て
帯地には、帯芯を入れて仕立てます。帯芯には帯の風合いをよくし、帯に適度な厚みと硬さを与え、締め心地をよくする役割があります。仕立てる際に帯芯の見本帳から選ぶことが出来ますが、一般的に織り帯には薄くて適度な張りのあるものを、染めの帯には厚地でしっかりした物を用います。素材は三河(みかわ)木綿などのよく起毛して帯になじむ天然繊維がおすすめです。仕立て上がりの帯は最初は硬く締めにくい物ですが、3回ほど締めれば馴染みます。
帯芯
帯に適度な張りを持たせるためには、木綿の帯芯がおすすめ。帯と馴染ませるために起毛させる。
出典:http://odaorimono.shop-pro.jp
帯の柄づけ
帯の柄の入り方は全通柄(ぜんつうがら)、六通柄(ろくつうがら)、お太鼓柄の三つに分けられます。
全通柄
帯の長さ全部に均等に模様がある柄づけ。模様が途切れないので、ふくよかな方におすすめです。
六通柄
「六尺通し柄」の略で6尺は約2.3m。巻くと隠れてしまうひと巻き目だけ模様を省き、て先と、ふた巻き目からたれ先まで模様がある。
お太鼓柄
お太鼓結び専用の柄づけで、お太鼓の部分と、ふた巻き目となる前帯部分だけに模様がある。
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