一点ものが多い貴重な「肉筆浮世絵」浮世絵師が描いた江戸美人100選が開催

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最終更新: 2015/03/18

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大阪市立美術館で4月14日から6月21日まで、「肉筆浮世絵・美の競艶~浮世絵師が描いた江戸美人100選~」が開催される。同展は、個人コレクションとしては世界有数の規模と質を誇る、アメリカ・シカゴの実業家ロジャー・ウェストン氏により収集された肉筆浮世絵を紹介する里帰り展で、肉筆浮世絵の名品約130点を、近世初期から明治に至るまで歴史的に系統立てて展観されます。

 

肉筆浮世絵とは

時世粧百姿図

出典:http://weston.exhn.jp/

 

肉筆浮世絵とは絵師が絹や紙に筆で直接描いたもので、量産される浮世絵版画に対して、一点物の肉筆浮世絵は大変貴重で、絵師たちが腕をふるった肉筆浮世絵には、女性の髪の生え際や華麗な衣裳の文様まで精緻に描かれている作品が多く見られます。

同展では、ウェストンコレクションの優品が日本に里帰りし初公開され、勝川春章、喜多川歌麿、歌川豊国、葛飾北斎、河鍋暁斎など50人を超える絵師たちによる多彩な作品を通し、肉筆浮世絵の流れを知ることができる、またとない機会となっていますのでこの機会に。華やかな美人たちの“競艶”を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

同展は、大阪のほか、長野(北斎館/2015年7月11日~10月13日)、東京(上野の森美術館/2015年11月20日~2016年1月17日)でも巡回・開催予定となっています。
「肉筆浮世絵・美の競艶」公式サイト

 

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