江戸時代の絵画といえば、浮世絵に代表されるような肖像画や風景画をイメージする人も多いとは思いますが、江戸時代のある禅僧が書いた絵画がまるでゆるキャラを書いているのではないか?とTwitterで話題になっています。
「きゃふんきゃふん」の人、仙厓義梵という江戸時代の禅僧だったんだけど、http://t.co/rdnkPIirZ7 ググったら「ネタじゃねえの本当はしりあがり寿じゃねえの」と思うような絵が沢山出てきて目を疑ってる。 pic.twitter.com/4f1EJtzIO3
— つつみ (@tsumi_trass) 2015, 3月 19
この「きゃふんきゃふん」と鳴くゆるすぎる犬や布袋様と子どもの絵の作者は、江戸時代に活躍した禅僧で画家の仙厓義梵という人が書いた絵だそうです。
しりあがり寿制作中の墨絵、部分をアップ!/NIKKEIアートプロジェクト 2015 春「アートはまわる!」開催 http://t.co/CLec9sqN3I pic.twitter.com/FkIXeBJuk3 — (有)さるやまハゲの助 (@SaruHageOffice) 2015, 3月 13
絵が似てると言われている「しりあがり寿」というのは日本の漫画家でもあるしりあがり寿先生のことです。2014年には春の叙勲で紫綬褒章を受章している漫画家さんです。確かに絵のタッチなど似てますね。
今度の日曜で終わってしまう中村芳中展。デザインやデフォルメの妙に唸ります。そしてなにより江戸時代のおっさんが描いたこれらがホント、愛らしいのです。@千葉市美術館 pic.twitter.com/vlx8kLnfLO
— 虹はじめてあらわる (@nijihajimete) 2014, 5月 6
わんわんなら円山応挙のわんわんが可愛いんだよぅぅ 芦雪の師匠さんだからあれなんだけど pic.twitter.com/IsKaYZz336 — みけの (@mkn_sr) 2015, 3月 19
またほかのユーザーからは、同じく可愛い犬を描いた江戸時代の画家の作品である、長沢芦雪・中村芳中・円山応挙といった絵画が紹介されています。
東京の府中市美術館では、明日7日(土)から5月6日(水)まで「春の江戸絵画まつり 動物絵画の250年」展を開催。丸山応挙・伊藤若冲・仙厓義梵・歌川国芳など、展示替えをはさんで160点もの動物絵画を公開。動物好きなら可愛さに悶絶必至! pic.twitter.com/zmOnsI31hD
— 江戸文化歴史検定 (@edoken_jp) 2015, 3月 5
現在、東京都にある府中市美術館では、「春の江戸絵画まつり 動物絵画の250年」展が開催されており、今回ご紹介した仙厓義梵の絵画も後期の4月7日より公開される予定です。気になった方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?
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