【太田記念美術館】錦絵が誕生してから250年!浮世絵版画の彫りや摺りのワザに迫る!
原宿にある太田記念美術館にて現在、浮世絵版画における彫りや摺りのワザに注目した「錦絵誕生250年記念 線と色の超絶技巧」を開催されております。同展は、錦絵誕生250年を記念して、北斎や広重など絵師たちの名前ばかりが注目を集める浮世絵版画において、彫りや摺りの超絶技巧にスポットをあてたものとなっています。展示作品は前期・後期で入れ替えられ、小泉巳之吉や横川竹二郎など、浮世絵版画にサインを残すほどの実力があった名工たちも併せて紹介されるということだ。
錦絵が誕生してから250年!
「錦絵」と呼ばれる、色鮮やかな多色摺木版画の技法が明和2年(1765)に鈴木春信によって確立してから、今年でちょうど250年を迎えます。浮世絵が世界で人気を集めた理由の一つに、この「錦絵」という技術の素晴らしさがありました。
本展では、錦絵誕生250年を記念して、浮世絵版画における超絶技巧のテクニックにスポットをあてます。普段は意識することの少ない、彫りや摺りのワザに注目することによって、浮世絵の新たな魅力が発見できることでしょう。
日本髪、着物の柄から刺青まで。ミリ単位のディテールに迫る!
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出典:http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
わずか1㎝四方のスペースにも関わらず密集した線。
錦絵は、絵師の描いた線を残し、その外側を彫っていきますので、
このような細かい線を作り出すことは並大抵の技術ではありません。
1㎜以下のディテールにこだわる彫師のワザをご堪能ください
期間はは前期が8月1日~8月30日、後期が9月4日~9月27日(月曜・9月24日休館、ただし9月21日は開館)で開催されています。
開館時間は10:30~17:30。入館料は一般700円、大高生500円、中学生以下無料。
浮世絵が世界で人気を集めた理由の一つに、この錦絵という技術の素晴らしさがあるといわれています。
普段は意識することの少ない、彫りや摺りのワザに注目することによって、浮世絵の新たな魅力を発見してみてはいかがでしょうか?
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