大和絵と今の日本の漫画やアニメとの共通点を見出す、日本画家・若佐慎一氏の個展が12月14日まで京都で開催!

八百万の神々やもののけなど、目に見えないもの。 

日本では昔から「目に見えないもの」に対する感謝や、尊敬や、畏敬の念を抱きながら生活してきたという背景があります。

 

『日本人の源流にあるもの、連綿と受け継がれてきたものをかたちにしたい』という強い想いで制作活動を続けている日本画家、若佐慎一氏。日本画家・若佐慎一氏の京都では初の個展となる『変わり続ける 変わらない モノ』が、11月11日〜12月14日まで京都のsolで開催されております!

 

変容し続ける時代と、その中でも受け継がれ続けているものを探求し続けている日本画家・若佐慎一氏

若佐慎一氏は、1982年広島生まれの日本画家。

広島市立大学芸術学部美術学科日本画専攻にて日本の伝統画法を学び、卒業後、日本で有数の美術雑誌主催の公募「美術新人賞デビュー2013」にて準グランプリを受賞。

その後、国内外問わず発表の場を広げており、その作品は円覚寺、広島市立大学芸術資料館にも収蔵されています。

 

日本が近代化する前に見られた大和絵では、龍や鳳凰、獅子や虎などといった幻獣を題材として描かれた絵画様式が多く見られました。

その“昔ながら”の大和絵の様式に、時代を切り取るような“現代性”を加え今の時代に再提案していくのが若佐氏の作風です。

 

 

金箔や漆などの画材を使用したり、昔ながらの日本画の様式や技法に、相対するような現代的な漫画やアニメ的なポップな表現を取り入れた作風が特徴的。

 

これらの作品からは、昔ながらの大和絵の様式と、戦後西洋化が進む中で、サブカルチャーとして発展してきた日本の漫画やアニメといった文化との共通点を見出し、今の時代に親しみのある日本の漫画やアニメもその昔の絵画の延長線上にあるということを表現しようとしていることが読み取れます。

 

「大和絵」と「漫画やアニメ」というこの一見、関連性が見られないように見られる事が繋がっている、という部分に文化の連続性や日本らしさの本質があると若佐氏は考え、今回の個展のテーマである、『変わり続ける 変わらない モノ』に繋がっています。

 

個展の会場となるのは、京都のアーティスト達が集うSol

 

様々な国と時代のモノとコトが潜んでいるSol。

この空間に身をおき時を過ごすと西洋と東洋が混在し、様々な国の文化や価値観が入り乱れながら変化しつつ、且つ不変であり続ける日本のカタチが見えてきます。

京都の様々なアーティストやクリエイター達が集う場としても有名なこの場所で、連続して変容し続ける世界の中で、変わり続けながらも変わらない日本の「今」をテーマに制作した若佐氏の作品を体感することができます。

 

若佐慎一個展『変わり続ける 変わらない モノ』概要

会期:2015.11.11(Wed)-12.14(Mon)

開場時間:15:00-23:00(22:30 L.O)(火曜日定休)

作家在廊日
11.11(Wed)-15(Sun)
11.21(Sat)-23(Mon)
12.12(Sat)-14(Mon)

【臨時休業のお知らせ】
12月2日(水)、4日(金)の終日、そして7日(月)の19時以降をSolが臨時休業される為に、それに伴い展示もお休みとなりますのでご注意ください。

若佐慎一個展 『変わり続ける 変わらない モノ』Facebookイベントページ

 

 

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