【夏着物】夏には単衣の着物と薄物の着物を着て季節感を演出♪

[浴衣コーディネート]

25,704

最終更新: 2018/04/11

25,704

最終更新: 2018/04/11

 

夏になると裏地のついた袷の着物では暑くなります。暑くなる5、6月と残暑の時期の9月は裏地をつけずに仕立てる『単衣』の着物を着ます。暑さの増す7月と8月は単衣に仕立てた着物の中でも薄くて透け感のある『薄物』の着物を着ます。今回はそんな単衣と薄物の着物をご紹介します。

 

単衣の着物

裏地をつけずに仕立てた透けない着物

90513508
出典:姉妹屋公式サイト

単衣の着物は、盛夏である7月と8月を挟んで、ほんのひと月ずつ季節を橋渡しする着物です。
初夏の衣更えは6月ですが、最近は気温の上昇が早いので、5月中旬から単衣を着たりする場合もあります。また残暑が厳しい9月ですが、重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)を過ぎてからは単衣を着るようにします。

関連記事単衣の着物を着よう!単衣を着る季節や帯と小物合わせをご紹介

単衣の着物を着よう!単衣を着る季節や帯と小物合わせをご紹介

スタッフのちあきです。羽織なしで着物を着られる季節になりましたね!とはいうものの、気が付けばやってくるのが、単衣着物の季節です。袷の着物と違って裏地がなくて軽やかに着られるのが魅力の単衣着…

 

どちらも、絽縮緬(ろちりめん)、絽紬(ろつむぎ)、夏結城、夏大島、木綿などのさらりとした素材を使います。麻は初夏だけに、綸子や縮緬などあわせにも用いる素材の単衣は、季節の変わり目である5月中、またはお彼岸(9月23日前後)以降に着用します。

着物は初夏と初秋で同じものを着られますが、帯や小物合わせで変化をつけたりしましょう。初夏なら涼しげな色合いや、紫陽花(あじさい)や百合などが描かれた帯を合わせると素敵ですね。

 

 

薄物の着物

裏地をつけずに仕立てた透ける着物

暑さが増す7月と8月は、単衣に仕立てた着物の中でも薄くて透け感のある「薄物」と呼ばれる着物を着ます。主に、絽や紗(しゃ)、麻(上布 -じょうふ)、絹紅梅(きぬこうばい)など、透ける素材をひとえに仕立てた着物を「薄物」といいます。長襦袢(ながじゅばん)が透けて見え、見た目にも涼やかです。長襦袢と着物の寸法がきちんと合っていることも装いの大切なポイントです。涼しく見えるように着こなしにも配慮しましょう。

 

90285153
出典:姉妹屋公式サイト

梅雨の明けきらないじめっとした季節から、入道雲が空にそびえる盛夏の間に着ます。また夏は清涼感を演出するのが基本ですので、肌を見せず、襦袢と着物を重ね着していても、見ている方が涼しく見えるコーディネートを心がけるのが大切です。濃い色の着物を着て白の襦袢が透けるのを効果的に利用したり、着物も帯も淡い色や寒色系で揃えて涼やかに着こなすのもおすすめです。

 

ウール単衣着物
出典:https://www.pinterest.com/

そのほかに絹紅梅や、絹、麻、木綿を問わず、強い撚りをかけた糸で織られる縮みの着物も活躍します。絹なら結城縮(ゆうきちぢみ)や明石縮(あかしちぢみ)、麻なら小千谷縮(おぢやちぢみ)、絹なら阿波しじらなどがあります。すがすがしい肌ざわりで、アイロンをかけずに着られます。麻や綿紅梅の夏着物は長襦袢よりもレースの筒袖(つつそで)の半襦袢を合わせ軽快に着るのが似合います。

関連記事【夏着物】単衣や薄物に合わせるおすすめの帯と小物とは?

【夏着物】単衣や薄物に合わせるおすすめの帯と小物とは?

趣通信スタッフのちあきです。真夏の7月・8月は、「薄物(うすもの)」と呼ばれる絽(ろ)・紗(しゃ)など透け感のある絹や、麻(上布など)、絹紅梅などを着る季節。夏は暑いから浴衣だけ・・・…

 

こちらの記事でご紹介させて頂いている写真は出典元の姉妹屋様にご許可を頂き使用させて頂いております。

出典:姉妹屋(http://shimaiya.jp/
普段着で楽しむアンティーク着物・リサイクル着物や雑貨のお店です。
http://home.shimaiya.jp/

 

<夏着物のコーディネートはこちらをご参考に>

関連記事夏でも着物が着たい♪色別で楽しむ夏着物14選

夏でも着物が着たい♪色別で楽しむ夏着物15選

今回は暑くなる夏でも着物を楽しみたい方へ色別(青や水色、ピンクや黄色などの淡い色、紫や黒地など)で楽しむ絽や紗、縮の夏着物コーディネートをご紹介します。夏着物の着方のコツ夏はできるだけ涼しく着…

 

季節の着こなしにお悩みの方は5−9きものも

最近では春先から暑いことも多くなってきたため、4・5月から単衣を着たり、残暑厳しい9・10月に綿麻を着る方もいらっしゃるのではないでしょうか。着物を着始めたばかりの方や多少慣れてきた方でも、季節による着物の決まりごと(衣替え)に悩む方は多いと思います。

そんな着物の、季節の着こなしに悩んでいる方に5月から9月まで着こなせる着物を提案している着物が5-9きものです。

関連記事【5-9きもの】着物は季節ごとに袷・単衣・夏物と衣替えの決まりがあるの?

【5-9きもの】着物は季節ごとに袷・単衣・夏物と衣替えの決まりがあるの?

着物の季節ごとの着こなしについて着物は、素材と仕立て方で「袷」「単衣」「夏物」に分けられます。季節ごとに着物を着る時期について、袷(あわせ)の着物は10~5月、単衣(ひとえ)は6月や9月。…

 

 

 

 

編集部おすすめ記事ピックアップ

maxresdefault (1)
<プロが教える半衿の付け方>
マチ針なしで簡単!時短にもなる半衿の付け方

 

スクリーンショット 2018-07-14 09.46.11
<趣通信への広告掲載が可能になりました>
広告掲載費用の詳細などはこちら

 

kimonopedia
<掲載無料!新規サービスのご案内>
着物レンタル・振袖レンタルのお店を募集中

 

LINE@
<公式LINE@はじめました>
お友達登録はこちらから

 

 

 

この記事を書いた人
趣通信 編集部
趣通信 編集部 web

趣通信編集部のアカウントです。いま、楽しむ日本の趣-omomuki をコンセプトに着物を中心に日本の伝統文化や和にまつわる話題を発信していきます。

その他の記事を読む

趣 -omomuki- の最新情報をチェック!