【夏着物】単衣や薄物に合わせるおすすめの帯と小物とは?

[着物コーディネート]

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最終更新: 2018/06/08

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最終更新: 2018/06/08

 

趣通信スタッフのちあきです。

真夏の7月・8月は、「薄物(うすもの)」と呼ばれる絽(ろ)・紗(しゃ)など透け感のある絹や、麻(上布など)、絹紅梅などを着る季節。

夏は暑いから浴衣だけ・・・という方もいますが、夏の着物はとても薄くて軽いのが魅力です。袷の季節には味わうことのできない、夏ならではの軽やかな装いを楽しみましょう!

今回は夏着物の特徴や着用シーン、帯合わせなどをご紹介します。

薄物とは?袷や単衣との違い

夏季に着用する薄物とは、裏地のない単衣仕立てで透け感のある表地を使った着物。
仕立ての違いと表地の違いを見て、薄物とはどんな着物なのか探ってみましょう。

単衣の着物と袷の着物の違いは?

単衣の着物と袷の着物の違いは裏地の有無です。反物(表地)を着物に仕立てるときに、裏地類をつけるものを袷の着物、つけないものを単衣の着物と呼びます。袷の着物は10月〜5月までの暑くならない時期に着用します。

単衣の着物については以下の記事にて詳細をご紹介しておりますのでご参考くださいね。

関連記事単衣の着物を着よう!単衣を着る季節や帯と小物合わせをご紹介

単衣の着物を着よう!単衣を着る季節は?帯と小物合わせは?

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単衣仕立ての着物にも2種類。単衣と薄物の違いは?

単衣仕立ての着物も、表地の違いによって呼び方が変わります。
主に『単衣』と呼ばれるのは、6月や9月の季節の変わり目の時期に着ることが多い、袷と同じ表地を使った着物です。春から夏にかけて暑くなってきた時期や秋から冬にかけての肌寒くなってきた季節に着用します。
単衣仕立ての中でも、暑さの増す7月と8月に着る着物は『薄物』と呼ばれます。薄くて透け感のある表地を使っています。

夏着物『薄物』の特徴は?

薄物と呼ばれる夏の着物は、袷の時期の着物や単衣と呼ばれる着物よりも薄く透け感があるのが特徴です。下に着ている襦袢が透けて見えますので、特に透けやすい素材の着物を着るときには、着物と合ったサイズの長襦袢を着用すると良いですね。

では、薄物を代表的な三種類である、絽(ろ)・紗(しゃ)・麻の着物(上布・じょうふ)に分けてみていきましょう。

夏着物のおすすめ その① 絽(ろ)

絽とは横一列に穴が空いているように織られている布地です。縦一列に穴が空いているものは縦絽(たてろ)と言います。浴衣になると綿素材の綿絽(めんろ)もありますね。夏着物の定番の織りです。

後染めの生地なので、小紋や訪問着などの生地で使われることが多く、少しよそゆきな印象になります。

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夏着物のおすすめ その② 紗(しゃ)

紗は絹でできており透け感の強い素材です。網目のように織られているため通気性が良い布地です。
7・8月以外に、単衣の時期(6月・9月頃)に着用する紗もあります。紗と紗、絽と紗を合わせて縫われた「紗袷(しゃあわせ)」という着物です。

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白っぽい色よりも濃い色を着ると、襦袢が見えやすくなりさらに透け感が増しますね。

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夏着物のおすすめ その③ 麻(上布・じょうふ)

麻はシャリっとした張りが涼し気な素材です。越後上布(えちごじょうふ)や宮古上布(みやこじょうふ)などの麻の着物はとても有名ですね。また、半衿にも使われる小千谷縮(おぢやちぢみ)など、写真のようにしぼ(しわのようなもの)のある縮(ちじみ)の着物も活躍します。

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浴衣ほどではないものの、麻は基本的には普段使いのカジュアル着物です。麻の利点は洗えることなので、暑い夏の時期には頼もしい存在になるでしょう。ただししぼのある着物についてはじゃぶじゃぶと洗ってしまうと縮むので避けた方が無難です。

このほかに、絹紅梅(きぬこうばい)という着物の種類を聞いたことがあるかもしれません。これは襦袢を着て着用するのですが、種類としては浴衣に分類されます。

夏着物『薄物』に合う帯と小物

夏着物におすすめの帯

薄物には着物と同じ絽や紗、羅などの透け感のある布地で作られた帯やシャリ感のある上布の帯、淡い色や寒色などの博多帯を合わせて清涼感を演出します。

こちらは紗の袋帯。金銀の織が入っており少しフォーマルな装いにぴったりなので、訪問着やよそ行きの小紋に合わせやすい帯です。

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博多帯は通年締められる便利な帯です。特に夏用として紗献上博多帯(しゃけんじょうはかたおび)という涼しげな博多帯も存在します。

奥の白地の帯は通年使える博多帯で、手前は紗献上博多帯です。比べてみると透け感と見た目の軽さの違いがお分かりいただけるかと思います。

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夏着物におすすめの小物

色味が合えば、袷の時期の小物を使っても大丈夫です。絽や紗の帯揚げ、レース素材の帯締めを合わせれば、より涼しげにコーディネートを仕上げることができます。

写真は絽の帯揚げ。白などの薄い色やブルー系の色は夏の帯揚げとして重宝します。

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また三分紐は夏を含め一年中使えます。帯留もトンボ玉などガラス素材のものを使うと季節感が出ますよ。

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夏にはその時期だけの着物の世界があります。こちらの記事もチェックして、夏の装いを楽しんでくださいね♪

 

関連記事【夏着物】夏には単衣の着物と薄物の着物を着て季節感を演出♪

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趣ライブでも動画で夏着物におすすめな帯や小物をご紹介いたしました

ぜひ、あわせてご覧くださいね!

 

 

 

 

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この記事を書いた人
ちあき
ちあき

趣通信編集部スタッフの島田ちあきです。 着物デザイン事務所で働いたことがきっかけで着物好きに。 趣味は海外でアートな写真を撮ること、イラストを描くこと。 着物コーディネートや和グッズの情報はもちろん、普段はなかなか見えない、背景にあるモノづくりの情報も発信していきます♪

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