着れなくなったきものや羽織を帯に仕立て直して再生する。驚きの再生方法をご紹介!

[和文化・コラム]

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最終更新: 2017/03/04

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最終更新: 2017/03/04

 

前々回の記事「“きもの”は寸法を変えられると知っていますか?仕立て直すことで大切な“きもの”を受け継いでいく。」、前回の記事「たんすで眠っている着物が染め直すことでこんなにも蘇る!(実例あり)」で、きものは寸法を変えて仕立て直したり、色を染め直したりできるという話をしました。

今回は、きものや羽織を別のものに変えるというお話です。

 

時代によって流行がある羽織の丈

羽織や道行コートの丈には流行があります。

大正時代は長羽織が流行り、その後、茶羽織という膝上くらいの長さの羽織が流行りました。現代は大正ロマンが流行しているので、みなさん長羽織をお召しになっていますね。

「私も長羽織が着たいわ」と思って、手持ちの羽織を長羽織に仕立て直したいとお持ちになるお客様が多いのですが、実は長羽織にすることはなかなか難しいのです。

羽織を裏返してみると、 身頃の部分は”返し”が長く取られているので、それを表に出せば長くなるのは?と思いがちなのですが、衿が長くならないのです。

 

丈の短い羽織を活かす方法

そんな羽織を活かす方法がいくつかあります。

まずは道行コートに仕立て直すこと。道行コートは羽織の衿のように長く必要な部分がないので、羽織より身丈を長く作れます。ただし、今の女性は手が長いので、生地の幅が広いものでないと、裄が十分に出せず、きものが袖口から見えてしまう場合があるのでその点はご注意を。

もう一つがこの記事のトップで紹介した帯に仕立て直すことです。

丈の短い羽織

こちらの羽織も丈が短く、羽織に再生させることはできませんでした。

そこで、洗い張りをしてなごや帯に仕立て直しませんか?とご提案。

羽織の洗い張り

羽織を帯に仕立て直す場合、一度解いて洗い張りをして、仕立て直します。

次ページ>羽織を帯に仕立て直した形がコチラになります

 

 

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この記事を書いた人
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だるまや京染本店の6代目 八木賢一です。 大学卒業後4年間会社勤めを経験し、2008年4月から呉服屋兼洗張職人として修行中です。 今まで学んだきものに関することを、たくさんの方に知っていただけたら嬉しいです。 きものに関することでお悩みの方は、どんな些細なことでも遠慮なくご相談くださいませ。

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