【夏着物】夏には単衣の着物と薄物の着物を着て季節感を演出♪

[浴衣・浴衣コーデ]

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最終更新: 2017/06/01

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最終更新: 2017/06/01

 

夏になると裏地のついた袷の着物では暑くなります。暑くなる5、6月と残暑の時期の9月は裏地をつけずに仕立てる『単衣』の着物を着ます。暑さの増す7月と8月は単衣に仕立てた着物の中でも薄くて透け感のある『薄物』の着物を着ます。今回はそんな単衣と薄物の着物をご紹介します。

 

単衣の着物

裏地をつけずに仕立てた透けない着物

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出典:姉妹屋公式サイト

単衣の着物は、盛夏である7月と8月を挟んで、ほんのひと月ずつ季節を橋渡しする着物です。
初夏の衣更えは6月ですが、最近は気温の上昇が早いので、5月中旬から単衣を着たりする場合もあります。また残暑が厳しい9月ですが、重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)を過ぎてからは単衣を着るようにします。どちらも、絽縮緬(ろちりめん)、絽紬(ろつむぎ)、夏結城、夏大島、木綿などのさらりとした素材を使います。麻は初夏だけに、綸子や縮緬などあわせにも用いる素材の単衣は、季節の変わり目である5月中、またはお彼岸(9月23日前後)以降に着用します。
着物は初夏と初秋で同じものを着られますが、帯や小物合わせで変化をつけたりしましょう。初夏なら涼しげな色合いや、紫陽花(あじさい)や百合などが描かれた帯を合わせると素敵ですね。

 

薄物の着物

裏地をつけずに仕立てた透ける着物

暑さが増す7月と8月は、単衣に仕立てた着物の中でも薄くて透け感のある「薄物」と呼ばれる着物を着ます。主に、絽や紗(しゃ)、麻(上布 -じょうふ)、絹紅梅(きぬこうばい)など、透ける素材をひとえに仕立てた着物を「薄物」といいます。長襦袢(ながじゅばん)が透けて見え、見た目にも涼やかです。長襦袢と着物の寸法がきちんと合っていることも装いの大切なポイントです。涼しく見えるように着こなしにも配慮しましょう。

 

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出典:姉妹屋公式サイト

梅雨の明けきらないじめっとした季節から、入道雲が空にそびえる盛夏の間に着ます。また夏は清涼感を演出するのが基本ですので、肌を見せず、襦袢と着物を重ね着していても、見ている方が涼しく見えるコーディネートを心がけるのが大切です。濃い色の着物を着て白の襦袢が透けるのを効果的に利用したり、着物も帯も淡い色や寒色系で揃えて涼やかに着こなすのもおすすめです。

 

ウール単衣着物
出典:https://www.pinterest.com/

そのほかに絹紅梅や、絹、麻、木綿を問わず、強い撚りをかけた糸で織られる縮みの着物も活躍します。絹なら結城縮(ゆうきちぢみ)や明石縮(あかしちぢみ)、麻なら小千谷縮(おぢやちぢみ)、絹なら阿波しじらなどがあります。すがすがしい肌ざわりで、アイロンをかけずに着られます。麻や綿紅梅の夏着物は長襦袢よりもレースの筒袖(つつそで)の半襦袢を合わせ軽快に着るのが似合います。

 

こちらの記事でご紹介させて頂いている写真は出典元の姉妹屋様にご許可を頂き使用させて頂いております。

出典:姉妹屋(http://shimaiya.jp/
普段着で楽しむアンティーク着物・リサイクル着物や雑貨のお店です。
http://home.shimaiya.jp/

 

 

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